映画大好き ごりぞうこと
田中 彰です!
先日の試写会でコマーシャルが流れて、娘と観に行く約束をした映画

1998年の作品のリメイクではなくエボリューション(進化系)
フルCGという「ドラえもん」で採用された方法によって製作された作品。
人間によって作られた“最強のポケモン”ミューツー(声 市村正親)。オープニングの自問は、ほぼフランケンシュタインと同じもの。
 独自の存在である孤独感と「勝手に作りやがって!!」という怒り。

安定のネタが魅せる安心感
最近のポケモンで見られなかったタケシのジョーイさんネタや、ロケット団の安定した掛け合いが、この作品に安心感を与えています。
個人的には“グレッグルに刺されるタケシ”が好きですが。
ポケモンの世界で“幻のポケモン”なんてイロイロスゴイなんて言われていますが、ニャースが一番進化してると思うのは私だけでしょうか?テレパシーではなく“人語”を話す。ポケモン界のC3POのようなポケモン。

サトシが叫ぶ矛盾の言葉「やめろーーー!!」
この作品では、ミューツーとコピーポケモン軍対、サトシ達トレーナーとポケモン軍とが戦うのですが、それを止めようとするサトシ。
ちょっと待て!!
ポケモンバトルと何が違うん?
という素朴な疑問が浮かぶ。

「生き物はそのナワバリをかけて戦うのです」
というジョーイさんの冷めた言葉。人間も同じ生き物であり、ナワバリをかけて戦うことがある。
ウルトラマン並みに辛辣なメッセージを潜ませたストーリー。
 そのバトルの中にあって、「その爪で戦うと痛いだろうニャ」と互いの武器を見て戦わないニャースのペア!「月が綺麗だろうニャ」なんて言ってる。

最強とは何か?
そして、それを決めるのはガチの闘いなのか?
スポーツとしてのバトルなのか?
 オリンピックとして各国民が強さを求めて競い合うのは良いが、(ナワバリ争いで)戦争するのは間違っているということ。
 大人には、そんなことを考えさせてくれる映画。

声優が選んだ凄い声優!大谷育江さん
理由が、ピカチュウの声で「ピカ」「ピカピカ」「ピカチュウ」くらいの泣き声で、総ての感情表現をする!!
 今回の映画でも、ピカチュウの心のセリフが伝わる声を演じています。

幼い娘に再度思い出して欲しい映画
大人の眼で観て、想うことが多い映画。一緒に観た娘が、いつか思い出して再度観てくれたら良いなぁ、と思います。

それではステキな映画ライフを!!

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