実況@オーストラリア | 田中雄介 オフィシャルブログ 「なんでも言いショット!!」 Powered by Ameba

実況@オーストラリア

おもいおこせば…


2005年、ドイツW 杯に向けた大陸間プレーオフの実況をオーストラリアでさせていただきました。




オーストラリアの相手は南米のウルグアイ、全盛期のレコバなんかも居て強かったのに、サッカー人気が低いながらもオーストラリアは国をあげて立ち向かい超満員のスタジアムで史上初のワールドカップ出場を決めたゲームとなりました。




今夜もエースだったケイヒルは当時から背番号「10」でピッチを走り回っていました。


それから、国民的スターだったストライカーのハリーキューエルと並んで、揺るぎない存在感で当時から守護神だったシュウォーツァーは今年で40歳…衰え知らずで今夜もゴールマウスに立ちはだかっています。




当時のオーストラリアはオセアニアを勝ち抜いて南米5位とプレーオフを戦っていましたが、次回のW杯からは日本も属するアジアに加盟してくることは発表になっていました。



オーストラリアは相対的に身長も高いし…「アジアに来られたら、間違いなく日本代表を苦しめる強敵になる。」と確信したのを覚えています。




本番のドイツではグループリーグで期せずして同じグループFに入った日本代表はオーストラリアを相手に何も出来ませんでした…(~_~;)




今夜はそのオーストラリアに先制を許し、残り時間のプレッシャーに打ち勝ち、日本のエースがシュウォーツァーのメンタルを切り裂くど真ん中PK !!





個人的には出場を重ねるオーストラリアをモノサシに、ワールドカップ出場では先輩にあたる日本代表の進化を感じている自分も居たのでありました…