なでしこメダル!!
いやぁ~キビチぃ試合でしたねぇ~
日本人らしく世界一の我慢強さで耐えた素晴らしい勝利でした
特に後半のフランスは上手い&高い&速かった
女子チャンピオンズリーグの優勝チームのメンバーが中心になってるから、覚悟はしていたんですが…
サッカーでは2-0でリードしているのが一番危ないスコアだと言われています。
1点取られると、ゴールした方に「よしまだ行ける」という気にさせてしまうのはもちろん、リードしている方はそこまでに2点も取っているのに、残されたたった1点のリードを守りにいってしまう事で精神面の逆転が起きてしまうからです…
後半、フランスに1点取られてからは文字通り「魔のリード2-1」の時間帯が続きました…時間が経つのが遅い遅い
ようやくカウンター攻撃で攻められたと思ってもアッという間にまた防戦一方に張り付けられてしまう
そして迎えた選手交替…ペナルティエリアでファールをしてしまった阪口から…同じくディフェンシブな田中明日菜へ
その采配を見て…「佐々木監督はピッチにいる選手にも、このまま守りきるぞおまえ達なら出来る」…と伝えたんだなと思いました
後半のフランスの勢いを向こうに回しても勝ち切る為には…とにかくチーム一丸で敢えてイバラの道を選び、覚悟して耐え抜く…という指揮官の選んだ戦い方が、あの選手交代で明確になりました…
そのあとの「なでしこ」の徹底した耐えっぷりは見事でした
日本人の忍耐強さを象徴するドラマに「おしん」がありますが…まさに「おしんサッカー」…一瞬たりとも気を抜く事なく、他人任せにする選手は一人もおらず、タイムオーバーが来るのを一生懸命に耐えて耐えて耐え忍ぶ
ただ、個人的には「この戦い方で延長にもつれ込んだら、もたないかも…」と思って見ていました
相手がペナルティキックを外すラッキーもありましたが…
耐える戦いを選択して、見事に耐え抜いた…自分たちの選んだ勝ち方で怒涛のフランスの猛攻をよく延長なしに退けてくれました
これまでとは全く違う戦い方も出来るんだという自信を深めて、いよいよ決勝を迎えられます
ワールドカップとは違い、世界一を期待されるロンドンの戦いでも頂点のゲームまでたどり着いた「なでしこ」には本当に称賛の拍手をもっともっと送りたいですが…それは、決勝の戦いが終わってからにしましょう
頑張れなでしこ金メダルに向かって
夜中のゲームでしたが、結構な視聴率になってんじゃないですかぁ~