鳥瞰図と虫瞰図。
鳥瞰図(ちょうかんず)は、どなたもご存知だと思います。
鳥の眼で、上空から見た風景画のことですね。
反対の意味で、虫瞰図(ちゅうかんず)や蛙瞰図(あかんず)があります。
こちらは、地べたに這いつくばって虫や蛙の目線で見た風景画のことです。
私たちは普段、ヒトの眼の高さで物を見ています。
当然いつもの風景は同じです。
同じビルを上空から見たらどうでしょう?
見えるビルの屋上は、きっと違ったビルのようでしょう。
「あっ、あんなところに空き地があったんだ!」
「あの陰にあんな小さなビルがあったんだ!」
新しい発見があるはずです。
今度は、地面に這いつくばって見てみましょう。
見上げるビルは、超巨大ビルに見えることでしょう。
「あっ、こんな隙間から草が生えてるよ!」
「この小さなひび割れから、蟻が出入りしているよ。」
やっぱり新しい発見があるはずです。
仕事や人生に行き詰った時、目線を変えてみることも必要です。
きっと、アイディアが浮かんだり、新しい発見があるはずです。
それがビジネスのタネになったり、人生の道しるべになる・・・・かもしれません。