今日も土日と同じように、朝は富士山が見えてました♪

それなのに、それなのに、

何かとドタバタして写真撮れずにいたら、富士山は僕を待ちきれず、雲に隠れてしまいました…(×_×)


なので…


今日の富士山は、凱風快晴! 別名赤富士♪


凱風快晴 (1830~1834頃の版画)
葛飾北斎 (1760-1849)

北斎の浮世絵揃い物(シリーズ物)で有名な「冨嶽三十六景」の中で人気Top3のひとつ。


構図は、富士山と空だけ → ひねり無し

色は、赤と青だけ → シンプル
(茶系とか緑系とか細かい事は置いといてね♪)


それなのに、それなのに、←今日は多い(笑)

富士山の存在感を世界中に伝えた作品として讃えられてます♪

夏の日の出に赤く染まる赤富士。
秋に発生する鰯雲。
タイトルの凱風は夏に吹く柔らかな南風。

これらから、諸説あるものの、晩夏から初秋の絵と言われてます。


でも、

それにしちゃ雪多くね? とか

どっから書いたの?とか

何かと謎に包まれた絵でもあります φ(..)


特に

何処から見たのかは富士山研究家や浮世絵研究家の間で活発に議論されています。

ただ、多くの説は、裾野の角度、山頂の形、積雪すなわち沢の形など、その形状から推定されています。

でも、ここまでデフォルメされた絵で、厳密に形状を照らし合わせることにどれ程の効果があるのでしょうか?


そ~こ~で~


今日、かなた♪富士山研究所は、ここで、新説を発表します~ (^-^)/


新説とは・・・


これ↓、一昨日富士山南麓の潤井川から撮影した赤富士(^-^)v


これ↑を、トリミングすると・・・↓



これ↑を、
縦にニョキニョキっと伸ばすと・・・↓



はい! 凱風快晴の出来上がり \(^o^)/

比較用に並べますね♪




上から、茶色、赤、そして最後に斜めに緑。


200年近くに及んだ難問「赤富士どこから議論」。

今日、8月1日、設立間も無い かなた♪富士山研究所 が、赤富士の光の当り方から、とうとう終止符を打つことになりました o(^o^)o


正解は、富士山南麓でした (o^-')b !


皆さんは、富士山の謎のひとつが解明された歴史的瞬間の目撃者です (#^.^#)



おしまい