今日は、朝の予想の通り研究所周辺は一日曇り。

でも、富士山をグルっと廻ったら、反対側はめっちゃ良い天気でした (o^-')b !


道の駅なるさわ から♪

ここから見ると左右の裾野の傾斜が違います。


なぜでしょう?


なぜなら・・・

偏西風による西(写真の右)からの風にさらされて、西側が多く侵食されて崩れる。

最大の侵食跡 大沢崩れが西にあるのも必然。

だから富士山の隣の愛鷹山の最大侵食跡 須津川渓谷も西(厳密には南西)。


・・・と、どこかで読んだか教わった記憶があるんだけど、正しいかな σ(^_^;)?



話変わって、

右側には、富士山の北北西の麓に点在する側火山がボコボコしてます。

右の端に、ボコ、ボコと二つあるのが、右から、長尾山と弓射ヵ塚。その更に左の細かなボコボコの中に天神山。


なぜ北北西に側火山が多いのでしょう?


なぜなら・・・

富士山の乗っているユーラシアプレートは、伊豆半島が乗っているフィリピン海プレートに、南南東から北北西方向へ押し続けられてる。

地盤は押された方向に向かって亀裂が入りやすく、その亀裂が側火山の火口となる。

北北西の側火山の噴火で有名なのが、富士五湖と青木ヶ原樹海を作った、864年の貞観噴火 φ(..)


じゃあ、南南東に側火山は無いのか?


もちろんあるんです。


富士山最後の噴火、1707年に江戸にも火山灰を2cm積もらせた宝永噴火が南南東の側火山なんです φ(..)


右側↓のでっかい窪みが宝永火口♪

拡大↓


富士山、おもしろいです♪



おしまい