更新していないのに、アクセス数が増えているので、感染後、お困りになって積極的に検索される方が増えているのだと思います。


これは私個人の体験談で、経過や体質には個人差が大きいですから、お役に立つ部分だけいいとこ取りして、参考程度の読み物になさってください。


とは言え、たくさんの方にご覧いただいていることがわかり(久しぶりに立ち上げたらアプリが解析を見ることをすすめてきました。)うれしい気持ちになりました。ありがとうございます。


というのも、非常に大きな不調の波がきて、死にたいと思い、伏せっていたからです。


後遺症になってからまもなく2年、人間関係がなくなり、それはそうでしょう。介助式車椅子がなければ、出かけられないし、それも体力がないのでほぼ無理なわけです。


健常者にとっての2年は忙しく変化に富み長いでしょう。


私は置いていかれてそのまま。


私自身の対人関係の下手さに起因する部分も大いにありますが、飲みに行ったり一切できないのです。家に閉じ込められたまま忘れられていきます。切ない。残念だったと思います。


降りかかる災難はよけることができません。


倒れた時より痛みが減ったこと、室内なら多少あるけるようになったことから、もしかしたら、2年〜3年で回復する説が濃厚なのではと思っています。


もうコロナは終わった感があり、後遺症の当事者でも、どのくらいの人数の方が、どの程度社会活動にまで影響するような後遺症に悩まされているのか全く、一切、わかりません。


自分だけ事故に遭って、人生が奪われた、止まった変わってしまった、そんな心境です。


効いた薬はプレドニンだけでした。

あとは対処療法的に、湿布、イブ、金のパブロン、ベンゾジアゼピン系。症状を数時間緩和してくれるだけでも息がつけてありがたかった。

漢方は一切、どれも、ひとつもなにも、ピリッとも効きませんでした。

鼻に綿棒を突っ込むなんて、心からやらなければよかったと思っています。疲れて悪化こそすれ、痛いだけで何の利点もなかった。何十万円かかかっているので、惜しかった。失敗したと思っています。

私は拷問にも耐えられる、そのくらい本気で治りたいということを、夫に証明してみせた(心の問題、怠け病でないこと)程度です。血が出ますから。そんな愚かな根性焼きは、絶対におすすめしません。


さて、コロナ後遺症で、検索なさっている方がいらっしゃることがわかって、なぜか、ふと心が軽くなりました。お読みいただきありがとうございます。


人生でやりたいこと、あのまま倒れなければ準備、計画していた仕事や趣味、なにより人間関係を、大切に生きていきたかった。コロナになりたくなかった。かかったなら、あのとき、肺炎で死にたかった。後遺症のその後の人生をひとりで、閉塞的な空間でひとりで送りたくなんかなかった。死にたかった。


75歳くらいまでしか生きられないと思っていますが、30代後半の2年間、後遺症に持っていかれました。いっそ殺してほしかった。


食事して、自分で片付けて、ゴミを捨てて、シャワーを浴びたい。中途障害を得るのは、本当にいっそ死にたいほど辛いものです。


コロナ後遺症の患者さんから少なくとも、自死者が2名出ていますが、悪い選択だと誰が言えるでしょう。その後の苦しみを味わわなくて済んだのですから。