2016年3月12日。
埼玉、川島町のホソで、タナゴや鮒がよく釣れるらしいという情報を入手した。
今日は寒い日であったが、早朝から車を走らせ川島町の鳥羽井沼までやって来た。
川島町は長閑な田園風景が広がる良い感じの町だった。
僕は車を停め、さっそく用水路を散策した。
タナゴのメッカみたいな話を聞いていたのだが、ホソで釣っている人は全然居なかった。
シーズンだというのに、見かけたのはヘラ師のジイさん1人だけだった。
僕は鳥羽井沼の裏の田んぼのホソで、まず1.2m竿で始めてみる事にした。
何回かキャストするも、まったく反応はナシ。
仕方ないので、もっと流れの広い用水路まで移動してみる事にした。
ここでは対岸までがやや遠いので、2m竿にタナゴ仕掛けで始めてみる事にした。
ここはいかにも魚が居そうな雰囲気であったが、やはりまったく反応なしであった。
気温も3度くらいだと、魚の喰いつきが悪いのは分かるのだが、それでもタナゴ釣りのシーズンであるのだから、もう少し反応があっても良いのではないだろうか?
1.5Hくらいやってみたが、なんの反応もナシ。
先ほど見かけた唯一のヘラ師ジイさんも同じくダメのようだ。
今日はタナゴを釣る気満々でやってきたのに残念であった。
せっかくここまで来たので、平成の森公園近くの遠山記念館周辺ホソも、タナゴポイントなので車で移動してみる事にした。
鳥羽井沼周辺のホソでタナゴ釣りをやってみたが、まったくアタリが無かったので、平成の森公園まで車で移動してきた。
情報によると、平成の森公園周辺から遠山記念館にかけて、この界隈もタナゴ釣りのスポットらしいのだ。
公園に車を停め、用水路をチェックしてみた。
ところが、こちらも同じく誰も釣り師は居なかった。
用水路の水も枯れかけてて、魚の居る気配は無い。
こりゃダメだろう…と、僕は公園内に入り、反対側の用水路をチェックしてみる事にした。
昨年はここへ2回ほど訪れ、公園内の修景池で小物釣りを楽しんだ。
そして、修景池近くに流れている用水路で大量の魚影を確認したので、そこを攻めてみようと思ったのだった。
ところが、そちらの用水路も枯れかけていて、魚の居る気配は無い。
しかたないので、僕は修景池で小物釣りをする事にした。
修景池は、いつもならみごとな蓮の花が咲き誇っているのだが、この日の池では、蓮はすべて刈り取られていた。
あれだけの数の蓮を刈るという事は、池の水を全部抜いたのだろう。
案の定、昨年あれほど、うじゃうじゃいた小魚たちが、まったく確認できなかった。
一応、1.2m竿を出してやってみるが、なんも反応ナシである。
果たして、あと1ヶ月弱の4月になって、魚たちがこの池に再び現れるのだろうか?と不安に感じた。
調布の野川周辺、埼玉の伊佐沼、そして先ほどの鳥羽井沼…。
そして、野山北公園池、新井薬師公園池、ここんとこ柳瀬川以外では魚の反応がまったく無い状態だ。
でも柳瀬川では必ず釣れるから、単純に冬だからというレベルの話じゃないと思う。
なんか、このままどんどん釣りができる場所が無くなりそうな気がして、不安でならない。
柳瀬川は大丈夫だろうか…?
ここからかなり遠いが、新座市周辺の柳瀬川まで、僕は移動してみる事にした。
今日は、鳥羽井沼、平成の森公園と、立て続けにダメだった。
僕は30km程、車で移動し、最後のチャンスの柳瀬川へ向う。
そして、たどり着いたのは正午であった。
やっぱ寒いからか?、ここでも今日は釣り人が居ない。
空は曇り出し、風も吹き始めてますます寒くなって来た。
自然の釣りスポットから、どんどん魚が居なくなってきているような、気がしてならないと感じた僕は、ここへ来れば必ず釣れると自負している柳瀬川へとやって来た。
さっそく1.2m竿で始めてみた。
一応開始スグにアタリが来た。
しかし、やはり寒いからなのか?
いつもよりはアタリが全然少ない。
1匹目は魚肉ソーセージで、ヨシノボリをGET!した。
魚肉だとヨシノボリばかり釣れそうな気がしたので、餌を食パンに代えてみる事にした。
ところが次に釣れたのもヨシノボリであった。
もう今日はヨシノボリしか無理だろうと、魚肉でまた攻める事にした。
するとスグに再びアタリが来た。
そしてやっぱりヨシノボリが釣れた。
先月は大量に見かけたオイカワの稚魚たちは、この日は姿を現さなかった。
今日釣ったヨシノボリたちも、先月釣ったヨシノボリよりサイズが大分小さかった。
普通は春が近づくと大きくなると思うのだが…?
やっぱこの周辺も釣り上げられて、魚が減ってるんだろうか?
取り敢えずタナゴはダメであったが、3匹釣れたので、寒いから家に帰る事にした。
★本日の釣果3匹★