今日の午後、田舎の兄から連絡があり
兄嫁の旅立ちを知りました。

21歳で兄に嫁ぎ、ひと回り歳の離れた僕や妹の
面倒までよくみてくださった兄嫁

かみさん曰く、「たくさんの方々に
慕われて、勿論お兄様も良い方だけれど
お兄様が仕事をなさってきた年月を特に
強く支えてこられたお義姉さま、
私も大好きなお義姉さま」だそうで

四世代が集っていた大家族を切り盛りしてくれました。

かみさんの言う通り、兄が選挙を経て市議会議員に
当選出来たのは、兄嫁の魅力が大きく、何期か
続けて卒業出来た事も
兄嫁の大きな支えがあってこそでした。

20年近く前に腎臓を壊し、週3回、長時間の
透析に通わなければならなかったのは、
激務の選挙戦のストレスはないかと
家族は話してました。

僕は偶々先月兄嫁に逢えた…

僕のことは分からなかったけれど
足の壊死を抱えて
辛そうだった身体が、
楽になっていたら
嬉しい。

兄嫁が入院していた病院の先生が
素晴らしい方で、
兄も、兄嫁も、長きに渡って
精神的にも支えられ、
肉体的な負担も少なくなるように様々に
ご配慮下さり、最期を看取って下さった。

地域に根付いた思いやり溢れる先生でした

僕もあのように支えて下さる先生と
出逢えるだろうか?

義弟としても感謝の気持ちでいっぱいです。

兄嫁は、時折かみさんが送っていた
洋服をとても気に入って喜んでくれていました。

「こげな立派で、デザインが良い服、
なかなか見つけられんけんね」
元気な頃はそうした電話をくれました。

昨夜は珍しくゆずが窓や玄関に向かって
吠えていたけれど、律儀な兄嫁が
来てくれていたのかな。

キヨ子さん、みんなに逢えましたか?

早速見送りに戻ります。
まずはゆっくり休んでください。
合掌