おはよう御座います

今朝の空



昨日は、10年振りだろうか

日本のオペラ鑑賞



オペラ歌手江原啓之さんが

明石の入道役でご出演

江原さんより

お招きいただき、ピアニスト羽仁さんと

かみさんと3人で伺いました。



完売‼️

期待いっぱいの開演前。


作曲こそ、三木稔さんですが、

脚本は日本人でなかった事に驚きました。

コリン・グレアムさん、イギリスの方です。


初演も2000年6月米国セントルイス歌劇場


日本人特有の繊細な情緒は残念ながら薄いけれど、

オペラらしい男女の心の機微を中心に

みなさん高らかに歌い上げておられて、

話が進む二幕は特に見やすく感じました。


海外の演者さんでも演じやすい作りと

なっているのだろうか。


そして江原啓之さんが登場

贔屓目抜きで素晴らしかった。


時代の流れの中で、仕方ないかもしれないが

和装の歩き方が出来ないキャストも

見受けられた中で

歩き方は勿論、所作も綺麗で

明石の君を委ねる親心を自然に歌い上げた。


歌い手ばかりでなく素晴らしい役者ぶり。

シンプルな舞台装置ですが

江原さんの芝居は海風や潮騒も

運んできました。


勉強になりました!