このところみた三作品の映画紹介


山田洋次監督山田洋次・朝原雄三脚本


(ホームページより画像をお借りしました)


「男はつらいよ50」
回想シーンが違和感なくとても自然
でした。長年の作品の数々が
蘇り、たまりませんね。
今まで見てきた歴史が
後押しし、
こみあげるものが次から次へと
心が揺さぶられどおしでした。

終わった後、あちこちから拍手が起き始め
僕も思わず一緒に拍手しました。

長年の寅さんへの感謝の拍手のような
みんな、寅さんが好きなんだなぁと
しみじみ感じる
そうした温かいものがありました。
素晴らしい時間となりました。


二作品目は村橋明朗監督、脚本
「山中静夫の尊厳死」


余命を宣言された時、人はどう生きるのか?
医者はどのように寄り添うのか。

中村梅雀さん、津田寛治さん、

長野県佐久市の美しい自然が
壮大なテーマを
大らかに受け止めてくれる
ところに救いを感じました。


余談にはなりますが
映画の余韻にひたりながら
つい空想の世界で
遊びました。

誤解を恐れずに書いてしまうと、
梅雀さんと津田さんを役を変えても
みたらどうなるだろう???
お2人とも熱演が光っていて
思い返したり、パンフレットを
読んだりしながら
ふと
そんな空想も楽しんでしまいました。

東京はシネスイッチ銀座にて
上映しています。


三作品目
ポン・ジュノ監督・脚本
「パラサイト 半地下の家族」


最初は是枝監督の「万引き家族」テイストを
感じ、安藤サクラちゃんに良く似た女優さん
が出ているなぁとか思いながら、、、
怖かったですね!
ちょっとしたホラーでした。
絵が綺麗で、話もまさかの展開が続き、
さすがのアカデミー賞四冠作品
でした。

3月は若松節朗監督の「Fukushima50」を
今から楽しみにしています。