オーストリアも日中はかなり暑くなりました。
湿気がない分過ごしやすいですが
陽射しはきついです。

一昨日のウィーンの王宮に続いて

昨日は少し離れた2つの宮殿を巡りました。


クリムト没後100年のアニバーサリーイヤー
で大混雑だったベルヴェデーレ宮殿

クリムトの作品を沢山
鑑賞出来ます。

入場までに30分程度並びましたが、
夏休みの日曜日だからかもしれません。
素晴らしい展示の数々
フラッシュを焚かなければ
写真もとって良いようで

寛大です!

気の済むまでカメラに収めましたが
ブログに載せて良いかはわからない
ので、写真掲載は辞めておきます!


シェーンブルン宮殿には、電車を乗り継いで
30分くらいで移動出来ました。
チケットを買いに並ぶと、購入出来るのは
夕方5時からのチケットになると
いう話で、庭園散策を楽しんだ後は
並ばず入場出来たキッズ博物館を
楽しみました。

キッズ博物館は、子供部屋の展示や
昔の衣装を着て無料で撮影出来る
コーナーもあり、子供達が目を輝かせ
楽しんでいました。

こちらで出会ったウィーン在住の
日本人コーディネーターさんの
おススメだったのですが
百聞は一見にしかず
訪ねて良かったです。

シェーンブルン宮殿を訪れるにあたり
かみさんからさらっと読めて
オーストリアの予習の一つになると
勧められた本があります。

オーストリア皇帝フランツ1世の次男、フランツ大公に嫁いだゾフィーの生涯が描かれている
そうです。


嫁いで後、ウィーンの宮廷で
ナポレオンの息子にあたる
ライヒシュタット公爵フランツと仲が良くなり
舞踏会などに連れだって
出掛けることも多くなり
ライヒシュタット公爵が病に侵された後は
ウィーンを離れて
寄り添って看病した舞台が
シェーンブルン宮殿だったそうです。

シェーンブルン宮殿は
マリアテレジアが愛した宮殿、
財政を考慮して、当時金を使おうとした
外壁を金に近いイエローにしたという
逸話、テレジアイエローが
有名だそうですね。


ゾフィーの次男にあたる
フェルディナントマクシミリアンは
ライヒシュタット公爵の
没した翌年に生まれて
ライヒシュタット公爵の子供では
ないかとの経緯が描かれている
ようです。


読み損ねていたので
光景を思い出しながら読みたいと
思います。