「兄のランドセル」収録DVDを何度も見返しています。

 

何故、いま「兄のランドセル」なのか?

 

二人に一人がガンに罹ると言われている現代で

ガンに罹っても暮らしが損なわれることなく、少しでも変わらぬ生活が

守られるような法案

 

ガンに罹っても地域格差なく治療が受けられるような法案

そうした法案がガン患者の立場としても

作られたその過程があります

 

立案した本人自らガンに罹ってしまった中で

最後まで病と闘いながら

立派に生活を重ねていった日々は

心が動かされ

日々の大切さを再認識します。

 

又、そうした生活には支える家族や仲間がいて、

献身的に支えるのですが

実は、精神的にはお互い支え合っているということが

浮き上がってくる人間模様があります。

 

人間は誰しも、大なり小なりそうしたやりとりが必要不可欠で

支え合うことこそが幸せな生き方なのだと

気づかせてくれるのです

 

私利私欲なく奔走する政治家の日常は輝いていました。

 

これは、他人事ではなく

身近なものとして感じて欲しい

朗読劇なのです。

 

残席は少なくなりましたがご興味覚えていただけましたら

ぜひいらしてください

 

S席は完売

A席2000円

B席1000円

 

以下、6月7日「東京新聞」に掲載いただいた記事から

引用します

 

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「命」の政策、故山本議員の生涯 田中健さんらが朗読劇

   

2017年6月7日

 

 

 「がん対策基本法」と「自殺対策基本法」が施行から十年を経過したのを機に、命の大切さを考える「いのちのフォーラム」が十一日、東京・渋谷のNHKホールで開かれる。 (古庄英輔)

 フォーラムは三部構成。一部は、朗読劇「兄のランドセル いのちの政治家 山本孝史物語」。衆参両院で国会議員を務め、法案成立に尽力、がんで亡くなった山本孝史さん(一九四九~二〇〇七年)の生涯とメッセージを伝える。俳優の田中健さん、市毛良枝さんらが出演。原作・脚本は、山本さんの妻ゆきさん。田中さんが孝史さん、市毛さんがゆきさんを演じる。

 山本さんは子どものころ、兄の亘彦(のぶひこ)さんを交通事故で亡くした。その後、交通遺児支援活動に参加。二〇〇五年、参院議員として自殺問題に取り組んでいた時に胸腺がんが見つかり、「余命半年」と宣告される。病気、そして時間と闘いながら「がん対策基本法」「自殺対策基本法」の成立を訴える孝史さんのそばには、亡き兄のランドセルがあった。

 孝史さんの思いを伝えようと、ゆきさんが書き上げた本をベースにした朗読劇。一一年の初演以来、大阪や秋田などで公演、今回は初の東京公演。出演を重ねてきた田中さんは「スポンサーもなく、手作りの朗読劇で苦労も多く、毎回、今回が最後と思いながら続けてきた。『生きるとは何か』、孝史さんから命のバトンを託されたと思っている。遺志を継ぎ、その思いを伝えたい」と話す。

 二部のトーク「新たに、いのちへの思い」では、村木厚子さん(元厚生労働省事務次官)らが参加。三部のフィナーレコンサート「あなたがいるから」には、東日本大震災で被災した岩手県釜石市と大槌町の人たちや田中さんも出演、「一緒に生きていこう」とメッセージを発信する。午後五時開演。入場料は、S席三千円、A席二千円、B席千円。問い合わせは、いのちのフォーラム実行委員会事務局=03(3466)1558=へ。