病院に入院した最初の三日間は絶飲絶食でした。
おおらかに良く食べる家族に囲まれて育ち、とにかく、ごはんを食べれることが健康のバロメーターだ、食べろ、食べろと小さい頃から今でも母に言われて過ごしてきました。
とにかく具合が悪くても食べられれば健康だと
いつも思って生活してきました

ところが、三日間も断食と先生はおっしゃる、それも水さえ飲めない・・・

たしかに酷い痛みでしたがそれ程の重病にかかったのかと
不安で心が細くなっていたところかみさんが病院に持ってきたのが

「膵炎の人の食卓」(保健同人社)という本と

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「40歳から進化する心と体」(青春出版社)




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の2冊でした。

膵炎の人の食卓は、ピンポイントに分かることが多く
大変助かりました

今でも食事の参考にすることは勿論、例えばオリーブオイルが大さじ一杯(13g)で117kcal
とか主要な調味料のカロリー情報まであり持ち歩いて参考にしています

もう一冊の「40歳から進化する心と体」にもとても勇気づけられました

西武ライオンズなどで47歳まで現役活躍された野球選手の工藤公康さんと先日エベレスト登山を成功されたミウラドルフィンズを影で支えたアンチエイジングの第一人者の医学博士、白澤卓二さんの対談のような本です

いくつかの項目があるなかで
まず、ここから読んでと開かれたページは、

ファスティングという「断食」のページでした

ファスティングがいかに内蔵を休め、エムトールという長寿遺伝子のスイッチが入り
この長寿遺伝子が、細胞の中のごみのようなものを掃除してくれるというのです
しかも、掃除をする回路は一度飢餓状態にならないと働かないそうなのです

食べられない状況というのは、決して不健康なことではなく(治療しているので不健康ではあるのですが)健康に、長寿につながるのよ~~。と
治療というだけでなく、今こうした状況が恵まれた状況下にあるかを話はじめました。

この本、読めば読むほど面白く

食べ過ぎないことが内蔵に負担をかけないことやロシアのファスティングを医学的な療法として
取り入れている病院では水だけで一ヶ月くらい過ごすなどのことも書いてありました。この過激とも思われる療法で、リウマチや統合失調症など完治が困難と言われている患者さんがかなりの確率で症状の改善が見られるそうです

すっかり影響を受けたかみさんも、ボクの入院と同時期に自己流プチファスティングと称して
夕食後、16時間程内蔵を休めて(基本的に飲み物やおなかが空いたら果物や野菜だけで過ごす)昼食から普通の食事をするようになり、体重も少し減少し、多忙な日々でも倒れなくなりました。永年の岩盤のような肩こりや首の張りすらなくなったそうで指圧や針治療にも行かなくなりました
食後のおなかの重さがないので動くことも楽だそうです

僕といえば、退院後も永年の食い意地はなかなか消えず、また入院中に飢餓状態も経験したしなぁと
新たにファスティングをするまでの境地には至りませんが
腹八分目、脂肪分の少ない食事だけでも長寿につながりそうだと思っています。

本の中に紹介のにあった醗酵食品、酵素(僕は砂糖など無添加の甘酒を愛用しています)青汁、ウコン(炎症を押さえるそうです)
を毎日取り入れ、検査の状況も良いので続けています

軽くなった体とともに心も軽やかに

細胞から元気にを目指しています

来週はゴルフトーナメント出場!!!

明日は軽やかに練習ラウンド行ってきます!