先週末は東京 あきる野市の「あきる野映画祭」に伺いました。

こちらではリーズナブルな料金で毎年七月、厳選された映画とトークショーなどを楽しむことが
出来るのですが、今年は市制15周年ということで あきる野市が製作した
映画の上映もありました。タイトルは「五日市物語」

僕も出演と音楽を担当させていただいたのですが、監督は小林仁さん、主演は遠藤久美子さん、
山崎佳之さん、井上純一さん、布施博さん、草村礼子さんなど豪華なメンバーで
あきる野市の魅力あふれた映画になっています。

文化を通じた市民イベントっていいですよね。
いろいろな職業や年齢、立場の方でも文化を通じて心の距離感が縮み、豊かな人間関係が生まれるように思います。それも同じ街に住んでいらっしゃる方共通の無形の財産になる。
また今回は映画という有形のものにもなりました。

今回は、おぼろげな記憶ですが、クリ-ニング屋さんを経営している方がお衣装を担当し、録音は
電気屋さん、映画カメラマンは、まさしく写真屋さん、炊き出しはあきる野の主婦の方々でした。
勿論市民の方の出演もあります。

映画、テレビドラマ、旅番組やイベント、コンサートとさまざまな形で沢山の場所を訪れさせて
いただいていますが、その場所の方々が温かく応援くださった作品は
成功することがとても多いように思います。
人と人の交流が生まれ、温かい何かが必ず作品に宿ります。

みなさんの応援がきちんと作品につながることが多いのです。
人間が作り、人間が見るものですね。幅広く人間味あふれるということは大切に思います。

今回も沢山の市民の方がご尽力くださいました。

見えない力がきっと作品を深めていると思います。

ぜひ沢山の方にご覧いただき、市民による文化活動がますます盛んにと
望みます。海外の方は特に、東京というと都会というイメージでしょうが
都会だけではない、東京の魅力を楽しんでくだされればと願います。

「五日市物語」で検索いただくと公開日やプロダクションノートが見れます。



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