みなさま、こんにちは!
田中かすみです。速報です!!
先の子宮頸がんワクチンの積極的勧奨の差し控え決定の伴う対応につきまして文京区の状況をお伝えいたします。(6月17日文京区発表)
今日は、長文ですが、是非、お読みください<m(__)m>●平成25年度6月14日に行われた厚生科学審議会の専門部会において、子宮頸がん予防ワクチンの接種は、積極的な勧奨を差し控える方針が出されました。
これを受け、文京区での対応は以下の通り。
1、ホームページのトップに概要を掲載すると共に、厚労省へのリンクを貼る。
2、区報(7/10号)掲載予定の記事(計画的接種の呼びかけ)を中止し、積極的勧奨差し控えについての記事に差し替える。
3、指定医療機関への周知
4、勧奨ハガキの送付中止
また、文京区の副反応がどれだけ出ているか、の状況ですが、以下の通りです。
平成23年度・・・1件
平成24年度・・・0件
文京区の副反応報告は、接種後2分経過した頃気分が悪くなり、5分後に落ち着いたとの報告あり。この報道に対する反応は、1件。)
【接種の積極的勧奨の差控え】
「ワクチンには常に、様々な反対運動があり、接種が妨害されてきました。ここは、衆知を集めてワクチンの理解を進めたいと思います。メデイアもかつてもワクチン反対の論調から、ワクチン推進の方が増えてきた現状で、今回の事象は残念だと思っており ます。
現在、子宮頸がんワクチンの副反応 として取り上げられているものの多くは、ワクチンの成分というよりもワクチンを接種するという医療行為によるものです。
そこで、医療における科学的かつ現実的な対応の先行事例として、注目されるのが「献血による健康被害」に関する対応策です。
これに関しては、添付の資料をお読みいただきたくお願い申し上げます。
また、CRPS等に対して、すでに献血では対応が決められています。特に高校生など若年者を対象とすると、失神やCRPSは多くなってしまいます。
また、もう一つは以下に示すような 注射によらないワクチンの開発、つまり、貼るワクチン、点鼻ワクチン、等です。
●接種中止ではない
●定期接種である
●接種勧奨も一時見合わせで中止ではない
●接種希望者の費用や万一の被害救済も定期接種として公的負担
【コメント】
予防接種に関する正確な情報を積極的に収集・検討し、安全性がきちんと科学的に評価され、紛れ込み事故を含む扇情的憶測情報が排除され、安心して予防接種が実施されることを希望します。
国はできるだけ早く結論を出し、因果関係があるなら適切な対応を取るべきです。
ワクチン接種台帳の整備をさらに促進して、今回の接種勧奨の差控えによって、一時的に接種を躊躇された方に対して、接種勧奨再開の際に、積極的接種勧奨ならびに必要な行政処置を行っていただきたい。
また、接種を受けなかった方が、将来、検診受診対象年齢になった際に、より積極的ながん検診受診の勧奨を行っていただきたい。
今回の接種勧奨の差控えが、日本の公衆衛生ならびにがん・ワクチン行政において、大きな禍根を残すことのないように希望します。
WHOはじめ海外の政府機関等は接種中止を勧告したことはありません。
一次予防であるワクチンと二次予防である検診の両方を、上手に組み合わせて日本の女性ならびに家族の健康と将来を守るべきです。
【公明党の考え】