【文京区議会】街を愛する力が復興のカギだ! | 文京区議会議員 田中かすみ(香澄) オフィシャルページ

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小学校教諭として9年、教育現場で全力を注ぐ。現在は、3児の母として子育てに奮闘。文京区議会議員、公明党文京総支部副女性部長、党千駄木支部長。プロフィール、ブログ、政策などを紹介。

田中かすみです。

今日は曇り空くもり
22階から外をみても、すっきりしません。気分を上げて、いざ委員会へ出陣!



災害対策調査特別委員会の傍聴させていただきました。

午前の講演は、明治大学大学院政治経済学研究科 特認教授 中林 一樹氏による『東日本大震災に学ぶ基礎自治体の防災』大変、触発を受けました。

東京湾北部地震(7,3M)が起きた場合、文京区の想定被害は、全壊焼失する建物棟数5000棟!


千駄木・根津地域は、特に木造家屋密集地域です。何とかしなければ・・・

(だからこそ消防バイクの出番が必要なんです!)


このような延焼被害を減らすなど、減災する為に、家具の転倒防止をしたり、防災都市づくりの考え方にあるように、延焼遮断帯を作ったり、防災公園の整備や緊急輸送道路の機能確保などの具体策があります。

このことも、地域住民から要望を伺っていましたので、できてない地域は早く着手しなければなりません。


また、千駄木の地域も区界がありますので、どう他区と連携していくか。このような区と合同の避難訓練をしてみては?との先生の提案に、防災課長も検討の必要あり、と前向きな答弁がありました。


お話の中に出てきた、日頃からの訓練の大切さ。イメトレ、もし○○な時に震災にあったら・・・と想像してみる防災達人テストは、一人防災訓練といってもいいのでしょう。例えば、今、電車が止まったらどうする?買い物中のスーパーで被災したら?など五分程度シュミレーションしてみる、というのです。また、地域を家族で歩いてみる。これは、やってみなければ!

また普段の避難訓練は、被災者にならないための訓練ともいえる、と先生。思い切って、被災者になる訓練をしてみては?との問いかけに、目からうろこでした。


最後に、自治体は自助7割、共助2割、公助1割、というけれど、基礎自治体の自助力を7割に上げる、都との連携は2割、国は1割、ではないかと。


区民も議員も自治体も、同じ目的に向かい、今、大切な地域防災計画を見直しています。想定外を乗り越えるには、精神的生命的な復元力『レジリエンス』が必要。これは一言にいうと、街を愛する力、と。

それは想像力と創造力にある、と断言した先生の言葉が、心にずしんと響きました。


明日は、私が所属している少子高齢化特別対策委員会です。また、ご報告します。


追伸・今日は、東京ドームにエアロスミスが来ています。盛り上がっている場内の雰囲気がここまで・・・そんな中、後半のブログを書いていました(笑)