田中 かすみです。
昨日、10月28日の砂場の測定結果一覧表を、ホームページで公表しました。
その数値は、砂場の中で一番高い数値だそうです。
現在、環境省が示している「除染実施計画を定めることとなる環境の汚染状態の要件」として、その区域の平均的な空間放射線量率が、毎時0.23マイクロシーベルト以上であることするとの見解が示されています。また、文部科学省の「放射線測定に関するガイドライン(平成23年10月21日)」によると、測定高さは地表から1mとする、となっています。
それらを参考に、区としては、より一層の安心を確保できるように、地上5cmで毎時0.23マイクロシーベルト以上の値が測定された7校について、砂の入れ替え等を決定しました。
学校から帰った子どもたちから聞かされた保護者の方の中には「その直前に、陸上競技会に向けての練習を行っていたので、子どもが『僕たち大丈夫かなぁ』と心配していた」と話してくださった方がいました。
これから保護者だけでなく、子どもたちへ放射線の正しい知識を学ぶ場が必要です。正しい情報を知り、賢明に判断する力が、今後様々な事象が起こり得る社会を生き抜く時に必要と考えます。
そのような機会の創出に向けて、田中 かすみは、声を上げていきたいと考えています。
なお、区立公園・児童遊園の砂場についても、今後放射線量の測定を行なう予定です。