ケンガンアシュラ(10)/だろめおん、サンドロビッチ・ヤバ子/裏少年サンデーコミックス | 田中の甘口漫画&色々レビュー(・∀・)

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ケンガンアシュラ 10 (裏少年サンデーコミックス)

“プロレスラーがプロレスを信じなくてどうすんだ?”

既刊記事: 1~9巻


ジャンプ作品、マガジン作品ときてサンデー作品の更新です!

最初に裏サンデーさんから「ケンガンアシュラ」新刊です(・∀・)


トーナメントBブロック。
プロレスラー関林VS力士鬼王山の
戦いの始めから終わりまでを収録しています。


これは名勝負でしたねー(・∀・)

ケンガン仕合においてもプロレスラーの矜持で戦う関林と
現代の相撲に窮屈さを感じ
古代相撲のように自由に闘おうとする鬼王山。

肉と肉のぶつかり合い、筋肉の躍動
腕、胸、脚のたくましさの説得力、紙面の迫力。
熱のこもった素晴らしい作画で描かれていました。


やっぱりゴールデンでプロレスが放映されていた時代に
プロレスを見ていた人間にとってプロレスとは
格闘技、スポーツ、ショーとして特別で
幻想と夢を抱かせてくれた存在だと思います。

そういったプロレスの格好良さ、プロレスの凄さを
この作品で改めて表現してくれたんじゃないか
そんな気持ちになる一冊でした。


鬼王山も良いキャラクターをしています。
全身を鍛え上げても行動に制限の多い相撲に不満を持ち
それでも相撲に愛着を持つという若いギラギラとした闘士です。

革新派と伝統、信念のぶつかり合いの様相もあって
見ていて楽しく、テーマも気持ちのいい回だったんじゃないでしょうか。


巻末にはストリートファイターとのコラボ漫画後編も収録。
格ゲー勢には馴染み深い技やモーションが見れます!

コラボ漫画の経緯を描いたおまけ漫画や4コマも収録しているので
カバー裏含め、今回もおまけが充実していますね(・∀・)


この後のトーナメントも濃いキャラが盛りだくさんで非常に楽しみです!


田中ポイント(・∀・)っ【☆☆☆☆☆】