きょうの京都検定 最新の3級⑻ | イズブンのブログ

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毎年京都検定2級の受験が趣味です。京都在住なので京都を知りたいと思っています。         

京都の「涼」について


⚫︎境内に2000個を超える風鈴を飾り、山と空を背景に涼風を音と肌で感じる「風鈴まつり」を開催する、宇治田原町にある高野山真言宗の寺院は( 正寿院 )である。



⚫︎ブラックライトが灯る電車に妖怪が乗り込み、ぞっとさせられる「動くお化け屋敷」が昨年(2023)、4年ぶりに復活した。四条大宮・嵐山間を真夏の夜に走るその電車は「( 嵐電 )妖怪電車」と呼ばれる。



⚫︎京町家は「鰻の寝床」と称され、奥に向かって細長いことが特徴だが、通風・採光のため家屋の中ほどに設けられた( 坪庭 )に打ち水をすることで風通しが良くなり、涼を運ぶ。



⚫︎風を起こす、顔を隠すなどの用途に使われる団扇だが、京都で創作された( 透かし団扇 )は柄の隙間も文様となり、目で涼を取る優美な逸品である。



⚫︎夏になると川沿いの料理屋や旅館が床を渓流に張り出し、豊かな自然の中で涼風と川のせせらぎを感じながら食事を楽しむ川床料理で有名な地域は( 貴船 )である。



⚫︎愛宕山麓にある高低差が10メートルを超える( 空也 )の滝は、涼やかでマイナスイオンを感じる夏の隠れスポットである。



⚫︎7月の土用の丑の日の前後に行われる、下鴨神社境内の御手洗社の例祭「御手洗祭」は、別名( 足つけ神事 )と呼ばれ、冷たい池に足を浸し涼を感じながら、無病息災を祈願する。



⚫︎亀岡から嵐山まで約16kmに及ぶ川を、舟でダイナミックに下っていく( 保津川 )下りは、特に夏の暑い時期には涼を楽しめる。



⚫︎「お東さん」で親しまれる( 東本願寺 )では、毎朝7時から「晨朝(じんじょう)法要」が行われる。夏の昼間の暑さを避けつつ、朝のすがすがしい空気の中お勤めに参加することができる。



⚫︎夏に美味しい、キリッとした京都の冷酒。( 伏見 )は、かつて「伏水」と書かれるなど良水に恵まれ、酒造が立ち並ぶ酒どころとしても知られる。