つい先日、ある人からすんごく久しぶりに連絡をもらった。





「ついに本を電子書籍で出版します」って。





その人は、私が通った出版塾の同期

どーしてるかな?と思ってたから、

すごく嬉しかった。





この本です!

歯医者さんである太田さんの本






その出版塾でともに学んだのは、

私も入れて5人。

これで、同期5人全員が出版を果たした。

(すごいっ!)






以下、同期がどんな形で出版したか、

出版した順番でご紹介。







Aさんは、塾代以上のお金を払って、その出版塾の主宰者と共著という形で、その出版塾の出版社から、出版費用も自分持ちで出版した。






Bさんは、自分で書いて、その出版塾の出版社から、出版費用を自分待ちで出版した。







私は、自分で書いて、他の出版社から、出版社持ちで出版した。



こちらね





Cさんは、自分で書いて、出版社を通さず自費出版した。





そして、冒頭の太田さんは、電子書籍で出版した。






出版塾に通ったのは、2020年上半期だから、

最後の太田さんは、4年後に出版したことになるね。





でね、

出版の形も時期も、商業出版がいいわけでも、早ければいいわけでもないな、とすごく腹落ちしたのね。





私は、今まで、商業出版がいいと思ってたんだよ。(出版社がお金出してくれるから爆笑

商業出版の方が、格上だとも思ってた。






けれども、お金を出せば、その分が返ってくるって、最近とても実感していて。

だったら、自分でお金を出して出版した人は、必ず出したお金、いやそれ以上のものが返ってきているはずなんだよね。







出版時期も早ければいい、というものでもない。

早く出版した人は、次のステップへ行っているかもしれないけれど、時間をかけた人(自分でやった人)は、その分の貴重な経験とノウハウを積んでいるかもしれない。






出版の方法も時期も、

5人それぞれ

見事にバラバラだけど、




それぞれにいいことがちゃんとあって、

それぞれベストの形で出版したんだって、

同期に見せてもらった。







本を作るスタートが同じだった私たち。

実際のそれぞれの歩みを見せてもらって、






【それぞれがベスト】だったんだ、って

本当に本当に

実感できた。





みんな、出版の夢を叶えられて、

本当におめでとう!






これは間違いなく、

それぞれの人生にも同じことが言える。





「出版」だけでも

これだけ違うのだから、

同じ時代に生まれた同級生同士でも、

それぞれの人生は

どれだけ違うことか。






そしてどれだけ

その人生が自分だけのものか。

一つとして同じものがない

尊いものか、

それをはっきり感じられた。






こう考えると、

自分のこれまでの経歴、人生は、

失敗が沢山あるし、

情けなさも満載だけど、





すごくすごく

愛おしいものに

感じる。





同期が全員出版できたのは、

それぞれが

出版の夢を諦めなかったから。




情熱の火が

消えそうになっても、

もしかしたら

消えてしまったことがあったかもしれないけれど、





また火を灯し、

燃やし続けた。

出版することを

諦めなかった。

辞めなかった。





人生も同じ。





自分の情熱を傾けているものへ

諦めずに

ずっと火を灯し続けていたら、

いつか必ず、




「本」という形になったように、

何かが形になって、

この世に現れる。









田中えり