昨日は、泡盛マイスターの浦添智美さんに、忠孝酒造の秋まつりへ連れて行ってもらった。

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智美さんは、その前日に我が家で開催した“カシジェーの夕べ”に来てくださった方。

それで初めてお会いしたにもかかわらず、一緒に行こうと誘ってくださり、

家にも迎えに来てくださった!




さて、忠孝酒造の秋まつり、話には聞いたことはあったけど、もちろん初参戦。
午前中に出かけたのだけど、すでに駐車場は満車なほど人が多かった!




まずは店舗内で泡盛を物色。梅酒や甘酒、クースーなどを試飲しまくり、杜氏の方と楽しくおしゃべり。





その後は屋外のステージ広場へ移動。
なんと! 泡盛「夢航海」の水割りが無料で振舞われていた。





飲食スペースでは、沖縄そばやおでん、餃子、豚丼、枝豆などがあり、





私たちはたまたま空いていた席を陣取り、夢航海の水割りを(数杯)飲みながら、枝豆、沖縄そば、おでんを堪能。(どれも美味しかった)


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ステージでは、ミュージシャンのライブや、一等が5万円以上の泡盛甕が当たる大抽選会で、大盛り上がり。その後は、参加者によるカラオケ大会が繰り広げられ、ほのぼの。



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で、いい感じに酔いが回ってきたところで、たまたま隣にいらしたおじ様たちに話しかけられ、談笑。
するとおじ様のお1人が、忠孝酒造の社長一族とご親戚とかで、



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席に重役の方や、社長さんがいらっしゃり、


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左の方が忠孝酒造3代目社長!

 



私も「カシジェー料理研究家です! 忠孝さんのカシジェー使わせてもらっています!」と自己紹介して、名刺を渡すことができた。




その後社長さんと2人で話したのだけど、その時の会話を全く覚えていない!
というか、社長さんの言葉をちゃんと解読できたかも危うい。

イベントでどーの、とか言っていたような気がするけれど。
2人とも相当酔ってたのか。

 

 

 

 

(この社長さん、自らゴミの整理をしていたりして、素晴らしい社長さんです!)

 

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ゴミの整理をする社長を隠し撮り!



で、社長さんとの会話で覚えているのは、飲食の出店など、出店料は一切もらっていないということ。

「その代わり、お客様に安く提供してくれ」とお願いしたんだそう。
すごっ!
確かに、そばやおでんなど、満足の味、量なのに、500円と破格だった!





忠孝さんのお客様への感謝の気持ちに溢れている、大盤振る舞いの凄いお祭りだった。


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上原酒造の若手杜氏たちと

 

 


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今年の5月、カシジェー料理研究家を名乗るまでは、泡盛をほとんど飲んだことがなかった。

泡盛に全く興味がなかったんだよね。



けれど、色んなことがあってカシジェーに取り組むようになり、

れから「泡盛の古酒の宴」やら、泡盛を楽しむ会に誘っていただけるようになった。




カシジェーを入り口に、泡盛という新しい世界に足を踏み入れたんだよね。



よかったことに、泡盛の美味しさがわかってきたことと、沖縄の人の知り合いがぐっと増えたことがある。




それまでは県外出身の友人が多かった。

けれど、カシジェーに興味を持ってカシジェーのひるげや夕べに来てくださる方は、断然沖縄の方が多かった。




泡盛の世界は、私にとっては、これまでになかった新しい世界。

んでかって、沖縄の地元の人の生活に、より近づいた世界、だと思うから。





泡盛は、琉球王朝が、江戸幕府へ献上するため、中国からの冊封使をもてなすために作らせた、由緒あるお酒。
カシジェーの会でも、そんな説明をすることが多いのだけど、




今では泡盛は、沖縄の暮らしになくてはならない、沖縄の庶民の生活に欠かせない、とても身近なお酒、

ということを、このお祭りで肌で感じることができた。




忠孝酒造さんの大盤振る舞いのおもてなしと、

それを喜び、昼間から顔を赤くして楽しむ人たち、

それに田舎のお祭りのような、ほのぼの感。




それが、地域に溶け込んでいる、沖縄に溶け込めている気がして、やけに心地よいんだよね。

 




智美さんが「泡盛好きな人は、いい人ばかり」と言ってたのだけど、なんかわかるなあ、と思った。

なんか幸せで、とっても楽しかったです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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田中えり