「自分の置かれた現実の中で、

どうすればいいのかわからない」





そんな言葉が出ること自体、

その現実を他人が作ったと思い込んでいる。

他人のせいにして、

自分は被害者になっている。





その現実を作ったのは自分だし、

「変えようと努力した」という

その努力は、

他人を変えようとしていたことだし、

まだ起こってもいない未来を恐れて

その現実から出ようともしていないのも

自分だった。





「人はいくらでも

あなたの背中を押せるけど、

背中を押されて、

足を一歩踏み出すのは

あなた自身だよ」





そうある人に言われたのだけど、

本当にその通り。






頭の中でぐちゃぐちゃ考えているだけで、

一歩たりとも踏み出せていなかった。





他人のせいにしていたって、

やっと私、気づいたよ。






気づけたら、現実が動き出す。

今日、ほんのちょっと、

一歩ともいえない

半歩だけだけど、

踏み出せた。







今後起こりうる最悪の事態と最高の事態を

想像した時、

最悪なのは、

この現実から一歩も踏み出さず、

現状維持でいることだと

思ったから。












 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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田中えり