今日、麻衣子の生活ビジネスシェアサロンのグループLINEで、「えりりん、さやちゃんのブログをリブログしてる?」と麻衣子から指摘があった。
痛いところをつかれたなと思った。
さやちゃんブログのリブログ、一度隠れるようにしたと思うけど、その一回きりで、ほとんどリブログをしたことがない。
なぜ、さやちゃんのリブログをできないのか。この機会に向き合おうと思う。
2019年に、吉野さやかさん(当時の八木さやさん)を知り、自分ビジネスを知った。
今思うと、自分ビジネスは、私にとって、革命だった。
人間関係が大きく動いたからだ。
まず、自分のことを開示するブログを始めた。
するとそのブログを見つけた誰かが、当時私が勤めていた会社の社長に告げ口した。
「こんなブログを書いている人に、店を任せていいのか」
当時、その会社の持つ店舗で飲食店をさせてもらう計画が進んでいた。
私のブログを読んだ社長は、「自分のことをこんな風に開けっぴろげにしてビジネスするなんて、気持ち悪い」と私を糾弾し、結局私はその会社を去ることになった。
「誰がそんな告げ口をしたのか」と社長に問うた。
しかし、社長は、その人との約束があるのだろう、決して口を割らなかった。
それまでの数年間、一緒に働いてきて、それなりの絆があると思っていた私は、社長が私ではなく、その告げ口をした人の肩を持ったことが、とてつもなく悲しかった。
次に妹が、私のブログを見つけた。
「えりが変な宗教にハマっている」
そう両親や、私の旦那に伝え、大騒ぎした。
私が実家に帰った際、訝しがった父が、「どんな本を読んでるのか、持っている本を全部出せ」と言ってきた。
私はスーツケースに入っているさやちゃんの本を全部出した。
「子宮が願いを叶えるとか、お金を集めるとか、お前はおかしいと思わないのか!」
普段温厚で声を荒げることのない父が、その時ばかりは顔を真っ赤にして、怒鳴った。
自分の持っている本を頭ごなしに否定され、自分をも否定されたような衝撃で、ショックを受けた。
そしてあろうことか、旦那も、妹側についた。
旦那は、私に隠れて妹とコソコソLINEをし、情報交換をしていた。
私の話を聞こうともしなかった。
私の味方をする人は誰もいなかった。
四面楚歌の状態になった。
あれからだいぶ時間が経って、話をした家族とは関係が改善したが、話もできない家族や人とはもうしょうがないかと諦めた。
当時のことを思い出すと、いまだに涙が出る。
旦那との間に生まれた不信感は、いまだに拭えていないし、社長に告げ口をした人も、私はいまだに許せていないんだ、と気がついた。
(告げ口をした人、社長と私の共通の知り合いなんて、そういないから、あの人だろうなと予想はしている。
何の苦労もなく店を持たせてもらうことへのやっかみなんだろう。コソコソと告げ口し、社長に口止めをする、心の狭く、卑怯な人だと思っている)
それまでの人間関係を変えたのが、自分ビジネスだった。
それで、さやちゃんのブログをリブログすることはおろか、自分のブログにさやちゃんの名前を出すことも、これまでほとんどしてこなかった。
けど、もう3.4年も前のこと。
自分を生き始めると、身近なところから攻撃を受けたり、反対されたりする、とはよく聞く話であるあるだ。
なのに私はずっとそのことに不貞腐れていたんだなあと思う。
こんなこと書いて大丈夫かな、とどこかでビクビクしていたし、見つからないようにしていた。
ブログを怖いもの、と無意識的に捉えていて、しっかりと目を合わせてこなかった。
斜に構えて、自分のブログに愛情をかけてこなかった。
私はこれまで、自分ビジネス「風」なことをしてきただけだと、今振り返ってみると、思う。
ブログと向き合えない、愛情を注いでいないということは、自分に対してもそうだということ。
人にどう思われるかをいまだに怖がっていて、自分の好きな人を好きと書けないし、ブログを整えてもいない。
もうとっくに、大切な人に嫌われたのに。
もうとっくに、孤独なのに。
これ以上、誰に嫌われても、怖くないはずなのに。
いったい何を怖がっているのだろう。
それにね、さやちゃんの講座を取っているとかファンであることを隠して、成功したように見せたい、カッコつけたい自分もいるんだよね。
私は、まだつまらないプライドを持っている。
自分で自分を詰まらせていて、風通しが悪いから、いまだに自分ビジネスを掴めていないし、繁栄もしないんだ。
いい加減、不貞腐れてるのをやめたいし、もっと素直になりたい。
さやちゃんの言葉に夢中になりたい。
そして粛々と生活ビジネス講座の課題をやっていきたい。
素直に自分の欲を認めて、貪欲に取り組みたい。
ビジネスも生活も遊びもパートナーシップも、全方位、幸せで満たしていきたい。
そうでなければ、自分ビジネスを始めた当時の、傷ついた自分を救えない。
今日、麻衣子に指摘されたことをきっかけに、さやちゃんのブログをやっとリブログできてよかった。
田中えり