ずっとずっと不安だった。

 

少し上を向いたと思ったら、外側で起こる事象に傷ついて、また落ちる。

朝は不安で目が覚める。

ノートに不安を書き出してみたり、

瞑想してみたり、

アファメーションしてみたり。

色々やって少し落ち着くものの、またも闇に引っ張られる。

 

 

苦しくて苦しくて、その気持ちを誰かと共有したくて、

一番身近な人(夫)に吐き出した。

そしたら彼は、

「だったら出版パーティー、やめればいいじゃん。キャンセルできるでしょ」

といとも簡単に言い放った。

 

 

それを聞いて私は、ものすごく怒った。

私は知らず知らずのうちに期待していた反応があって、

それと真逆のものだったんだと思う。

 

 

私の気持ちに寄り添って欲しかった、とか

こんな言葉が欲しかった、とか

自分で自分を慰めたり、励ますことをせず、

人に期待していた。

 

 

 

けれど期待と真逆の対応をしてくれたから、

あれだけの怒りが出た。

あれだけの怒りが出たから、

なぜ自分があんなに怒ったのか、

振り返ることができた。

 

 

ーーーーー

 

 

私は、沖縄の暮らしを伝えることが自分の使命だと思ってきた。

そこには、人間の、日本人の、原点に戻れる宝物が、

沢山の散らばめられていると思うから。

 

 


奥武島のイカ干し

 


普通だけど、平凡だけど、煌びやかではなけれど、

人と、土地と、ご先祖と、神と、

つながりを大切にし、

日々祈り、

地のもので工夫をこらし、丁寧にご飯をこしらえ、

テーブルを、時にはご先祖の眠る墓を、

皆で囲んで、共に食べる。

 

 

そんな暮らしに、心を豊かにするヒントが沢山あって、

本来の自然な、ありのままの自分に戻れると思うから。

 

 

私が、沖縄でなく、都会で生まれ育ったのは、

沖縄にある宝物を、誰よりも素晴らしいと感じられる

感受性を持つためだったと思うから。

 

 

 

だから私は、沖縄の暮らしを伝えることが

自分の使命だと思ってきた。

だから夢中になって、出版記念パーティーを企画した。

県外で、熱が冷めない出版日に近い日程で、と会場を押さえた。

 

 

ーーーーー

 

 

もちろんその使命もあるけれど、

あんなに夫に怒ったのは、それだけが理由ではないはず。

「キャンセルなんて、絶対にありえない!!!!」

と叫ぶほど、あんなに怒らない。

 

 

 

沖縄のため、他の人の幸せのため、なんておこがましい。

やっぱり、何がなんでも、自分のため、なんだ。

使命を果たすことが、自分の幸せでもあるけれど、

もっと根源的な叫びが、私の中にある。

 

 

私が、あの会場で出版パーティーをしたがっている。

私が、あの大きくて立派な会場で、パーティーをしたがっている。

 

 


会場、広いです!爆笑

 



私は、自分を変えたいんだ。

 

 

 

こんなに怖くて不安なのは、

今の自分の器と合っていないから。

初めてのことだらけだから。

だから、自分のその器を大きくしたいんだ。

チャレンジをしたいんんだ。

器の外に一歩、はみ出したいんだ。

 

 

 

自分のためのパーティー、

自分を成長させるためのパーティー。

 

 

そこをしっかりと認めよう。

もう、ぐらつきたくない。

 

 

器が大きくなった、少し先の未来の自分を想像しよう。

人の溢れる会場で、

満足そうに喜びに満ちている来場者一人ひとりの顔を想像しよう。

 

 

 

来場者はなんて言ってるだろう?

「ありがとう、えりさん。楽しかった!」と言ってるはず。

その時の自分はなんて思うだろう?

「よかった! やっぱりパーティーやって、本当によかった!!」

と感動しているはず。

 

 

その未来を選びたい。

今、ちゃんと選び取りたい。

そのために、不安と決別する。

不安を楽しみに変えるんだ。



私のチャレンジを見に来てください❣️

 

 


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 田中えり