今日は朝早くから福山市草戸町にある
真言宗大覚寺派の仏教寺院 円光寺 明王院 を訪ねようと思います。
中国三十三観音霊場第八番札所で 本堂と五重塔 は国宝に指定されていました。
朝日を真正面から受けて写真よりもっともっと綺麗でした。
明王院の本堂の建立は1321年だそうです、700年も前の建物でした。
現在の令和天皇もお参りされていました。
この寺の前には瀬戸内海に流れ込む芦田川(あしだがわ)が流れており、
その中洲には 草戸千軒町(くさどせんげんちょう)という町がありましたが
大洪水で川底にしずんでしまったそうです、
江戸時代初期に洪水によって埋まってしまった町並みは、詳細不明の町となり、
東洋のポンペイ とも呼ばれるようです。
本堂は わが国最古の建物 であるようです、
五重塔は南北朝の時代に庶民の 一文寄進 によって建てられたものだそうです。
山門への参拝用階段は長い階段、
暴れ川のほとりにあるため、水害から寺を守るため石垣も高くなっています。
前をながれる芦田川の氾濫で川底に埋もれていた石造物、
寺の横にならべられていました。
水鏡もばっちりです+
さすがに国宝の寺も貸切状態で、美しい明王院を堪能出来ました。
以上です。