多くの修験者が集まり秋の 柴燈大護摩供養(さいとうだいごまくよう) が

 

岡山県美作市後山の道仙寺奥の院と護摩堂の2ヶ所で大掛かりにおこなわれていました。

 

我が家からは2時間半かかるので7時半には出発でした、

 

途中の田んぼは稲穂も傾いており秋色でしたよ。

 

ちかくまでくると森のなかからモクモクと煙があがつており

 

歩く人も何んとなき急ぎ足にみえました。

 

 

修験者が錫杖(しゃくじょう)を打ち鳴らし般若心経を唱えながら、火を焚き上げます、

 

辺りは荘厳な空気に包まれていました。

 

 

火のなかに供え物や護摩木を投入れて祈願します。

 

 

炎や煙で天上にいる仏に願い事を伝えるための行事だそうです。

 

 

一年を通して村で一番の賑わいを見せる日だそうでした。

 

 

 

 

現代に女人禁制を守っている霊山は、日本全国でも 奈良の大峰山 と

 

ここ 後山道仙寺 だけらしい、古いしきたりに思うかもしれないが、

 

あの登山道 女 子共 年寄り には絶対のぼることはできませんよ。

 

前回たずねた時には登山道で滑落、救急ヘリコプターが出動していました。

 

 

東西南北に矢を射て四方の悪魔を払う、人々の平安を祈る矢です、

 

矢を手にしたひとは家に持ち帰り神棚にまつるようです。 ↓

 

 

標高が高く空気の澄んだ山間の高原、空気がうまいです。

 

 

ホラ貝の音を響かせて退場していきました。

 

 

ひときわ高くそびえ立つ銀杏の木がめだっていたし美しい。
 

 

花屋、植木屋、焼ソバ、タコ焼き、

 

山深い所ですが けっこう屋台がでていたのにはおどろきでした。