こんにちは、心理セラピストの棚田克彦です。
「あの人は悪い人」
「この人は間違っている」
「あなたはもっとこうした方が良い」
みんな平気で他人を秤に乗せますね。
そして、自分基準で作った目盛りで評価するわけです。
ただ、多くの人が気付いていない事実があります。
それは、「自分もその秤に乗せられるのだ」ということ。
こんな当たり前のことに、なかなか気付かないですね。
もし、自分も同じ秤に乗せられるとわかっていたら、もっと目盛りを甘くするんじゃないでしょうか。
そうしないと、他人を裁いたのと同じ目盛りで裁かれてしまうわけですから。
実際には、他人に裁かれるのと同時に、自分で自分を裁きます。
だから、他人に厳しい評価をする人というのは、自己評価の低い人が多いですね。
同じ理由で、自己評価の低い人は、実は、心の中で他人を厳しく裁いていたりします。
他人のためにも、自分のためにも、もっと寛容でありたいと思う、今日この頃です。
心理セラピスト 棚田克彦