親を批難し続ける人々 | サイコセラピスト(心理療法士) 棚田克彦 公式ブログ
心理セラピストの棚田克彦です。
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親に対する怒りや憎しみをずっと抱えて、

親を批難し続ける人々がいます。






子供が親に対して向ける批難の(隠された)目的は、

「私は自分の親に感謝をしなくともよい」

という子供の主張を正当化することです。






親は自分の限界と闘いながら

命を懸けて我が子を産み、

子供の行く末を案じながら

日々、育児で格闘しました。






自分が子供に対して犯してしまった過ちに気づき

後悔の念でいっぱいの親も数多くいることでしょう。






しかしながら、

親を批難し続けている人々は、

そうした親の内面に気づくことも

親からの愛情を受け取ることもできません。






親に対する感謝と敬意の念を持って

目の前の親に対して深々と頭を下げることは、

たとえ想像の中の出来事であったとしても

非常に困難であるに違いありません。






それどころか、

自分を親よりも上の立場に置いて

心の中で親を見下している人さえいます。






一方で、

して欲しかったのにしてもらえなかったこと、

したくなかったのにさせられたこと等、

不平や不満を記憶し続けるのはたやすいようです。






そして何十年か経って大人になった現在も、

親に対する批難を続けているのです。






この世に誕生した際に

親から命をプレゼントしてもらったこと、






赤ちゃんのときに食事から排泄まで

全ての世話をしてもらったこと、






子供のときに親にたくさん心配をかけたこと、






そうした親から受け取った愛情のすべてを忘れて、

親に感謝をすることなく

親を批難し続けることの代償は

大きなものとなります。






自分に愛情を与えてくれた親に対する

感謝の気持ちを感じられずに

親の批難を続ける人は、

親のみならず誰からも何も受け取れなくなります。






感謝を知らない人には

誰も何も与えてくれなくなります。






その結果、

親の批難を続ける人は、

誰からも何も受け取ることができずに

物質的にも精神的にも貧困となり、

さらに親の批難をすればするほど、

より貧困に、どんどん孤独になっていく
のです。






物質的に貧困な人、愛情に飢えて精神的に貧困な人は、

「大人になった今も親を批難し続けていないかどうか?」

「自分を親よりも上のポジションに置いて

親を見下したりしていないかどうか?」


心の中をチェックしてみて下さい。






もし当てはまる場合には、

『親に対する感謝と敬意の念を持ち、

親に対して深く頭を下げること』


が解決策となります。






解決策はシンプルですが、

実行するのはとても難しく感じる人もいるかもしれません。






棚田







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