こんにちは。
サイコセラピスト 棚田克彦です。
http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?FrontPage
以前に私の元へ相談に来られたクライアントさまの一人に、27歳の独身男性がいました。
この男性の悩み、子どもの頃は視線恐怖(他人からの視線を極度に恐れる病気で神経症の一種)で病院に通っていたそうなのですが、大人になって視線恐怖の症状は消失したものの、依然として女性と話すときに緊張して赤面してしまうのでなんとかしたい、とのことでした。
さらにこの男性に詳しいいきさつをたずねたところ、「契約社員として派遣されている先の職場の受付の女の子のことを好きになってしまった。何としてもその子とお付き合いがしたいので、カウンセリングを受ける決断をした」ということでした。
この男性に「その好きな女の子と一緒にいるところを想像すると、どんな気分になりますか?」とたずねたところ、「すごく緊張する」「何だか自分の方が劣っている気がして気後れがする」とのことでした。
この男性のように「自分が劣っている気がする」というのは、「(低い)セルフイメージ」が、その原因です。
セルフイメージ(自己像)とは、わたしたち一人ひとりがそれぞれ持っている「私はこういうタイプ、性格の人間だ」という、潜在意識の中に埋め込まれたビリーフ(思い込み)のことをいいます。
つまり、「想像の中で思い描く自分自身のイメージ」それが、その人のセルフイメージです。
この27歳の独身男性の場合は、無意識の心の中で「劣っている自分」というセルフイメージを持っていたので、好きな女性と一緒に居るところを想像すると気後れしてしまうのです。
そこで、この男性とのカウンセリングでは、「私はこの女性とお付き合いをするのに相応しい男性だ」というように、セルフイメージを好ましいものへと作り変えることに注力をしました。
その後の結果を知りたいですか?
カウンセリングをスタートしてから約1年半後、この男性は派遣先の女性と結婚することになりました。
「NLPを勉強していて本当に良かった!」と思えた瞬間でした。
9月12日(土)に東京の新宿で株式会社エス・エス・アイさまとコラボ講演会を行ないます。
http://www.ssiblog.com/pma/archives/2009/08/post_82.html
参加費は、たったの3千円です。
このコラボ講演会の中で、先ほどの男性がセルフイメージを改善するために使ったNLP(神経言語プログラミング)のテクニック『イメージプログラミング法』についてお話しする予定です。
イメージプログラミング法とは、五感のうち主として視覚と触覚の二つの感覚を使うことによって無意識(潜在意識)の中にあるセルフイメージやそのほかのプログラムを書き換える方法です。
イメージプログラミング法は練習いらずで簡単、すぐ出来るにもかかわらず、非常にパワフルな方法です。
楽しみにしていてください。
講演会へのお申込みはこちらからできます。
http://www.ssiblog.com/pma/archives/2009/08/post_82.html
サイコセラピスト 棚田克彦