本来なら奥久慈50Kのレポートから書かないといけませんが、奥久慈は一般的に(トレイルランナー内で)認知度も高く、自身3回出場しているので
まずは、みなかみのレポを先に書こうと思います
みなかみ100は去年6月に第1回目の大会を予定していましたが、コロナの影響で延期となり、同年10月に第1回目の大会が開催されました
今年は2回目です
レース延期となり、僕のエントリー権は、同年10月もしくは翌年6月開催の大会で使えるという事で、今年の6月を選択しました
まだ歴史の浅いレースです、エントリーしようか気になっている方もいらっしゃるかと思いますので、色々参考になりそうな事をまとめながら進めたいと思います
開催地は群馬県みなかみ町にあるノルン水上スキー場が起点となります
ノルン水上スキー場は、関越自動車道水上ICを降りて10分ほど
水上ICは練馬ICからおよそ140キロ、時間にして2時間弱
とてもアクセスが良いです
1周約24キロのコースをそれぞれのカテゴリーに合わせて周回を重ねる
カテゴリーは4つ
20K 1周回
40K 2周回
80K 4周回
100K 5周回
となっているが、1周は約24キロなので少しづつ距離はのびる事になり100Kでは合計で走行距離121kmとなる
トレランあるあるですが
OSJの大会では"K"はキロではなく、"くらい"といっていますから、表記については多少の誤差はご愛嬌
まぁ、あまりこだわらなくてもいいと思いますが
正確な距離にこだわるなら、距離以外にも事前にコースの概要は調べて本番にのぞみましょう
コース図
特徴は、まずスタートから4キロと少しで吾妻耶山まで500mアップします(林道で250m、登山道で250m)
傾斜が一気に増してきたらもうすぐ山頂です、ここままでがコース中登りでは1番キツい所です
もうひとつの特徴
林道がとても多い
僕がレース中辛くなったのは林道区間でした、これは個人差ですけど・・・
林道はコース全体かなりの割合を占めてます、簡単な高低表に色をつけてみました、オレンジ部分が林道区間になります
ここをしっかり走る事が出来れば大幅にタイムを削る事ができます
しかし、実際レースでは林道の登りはほとんどのランナーは中々走り切る事が出来ません
それでも全歩きになってしまうとかなりのロスなので走れる所は頑張って走りましょう
全体としてはテクニカルなトレイルは少なく、美しい森の中を気持ち良く走れる区間もあり、難易度はそれほど高くないと思います、天候によってはスリッピーなところや泥濘も出現しますが、それはトレイルランニングの大会のコースであればどこでも同じですね
注意したいポイントが幾つかあります
コース平面図の往復区間の終点にスタート地点を除けば、コース上唯一のエイドがありますが、ここはウォーターエイド、飲み物しかありません
ペットボトルでの提供となり、アクエリアス、コーラ、水、サイダーの中から選びますが、タンクから水の補給はありません
基本、1人1本なのでエイドまでに500ml以上消費していた場合、消費した分を満タンにできません、水の消費が激しい方は計画的な補給を
もうひとつ、これ重要
コース全体24キロ中、使えるトイレが基本的にないと考えて下さい、エイドにもありません
1か所、大峰沼の先にある登山口にトイレがありましたが、個室は使用不可でした
リフトの終点に仮設トイレがありましたが、大会運営側で設置したものではないので、使用の可否は不明です
スタート地点にすら仮設トイレはありません
スキー場の施設のトイレを使用する訳ですが、スタート前は大渋滞です
という事でトイレ問題は参加したランナーからも指摘が多数みられたので、どうにか改善していただきたい所です
あとヒルの生息地帯があります
ヒル地帯の入り口にはヒル避けのスプレーが置いてあります
気になる方は各々何か対策した方がいいでしょう
自分は大丈夫でした
少しネガティブな事を書きましたが、大会自体はとても和やかなよい雰囲気
コースも走りやすく、カテゴリーも豊富で初心者の方にもオススメ出来る大会です
周回コースはスタート地点に戻れば、自家用車をエイドとして使えるのもいいですね
車でない人もデポバッグで対応できます
100キロのカテゴリーの制限時間は30時間と緩めで、完走出来ればITRAポイント5、40Kでも3ポイントが付与されます
5ポイントの大会はとても貴重
UTMBやUTMFを目指すランナーは要チェックですよ~
参加賞はネックチューブ、完走するとキャップがもらえます(他のカテゴリーは不明)
キャップは5種類くらいから好きなデザインを選べます
レースレポでは気がついた事などもう少し付け足しながら書いていこうと思います
昨日、リザルトが発表されました
僕の順位は変わらず100K総合8位でした7位の菊嶋啓選手とは1時間の差とかなりあり、後ろは27分差でした
各カテゴリーの完走率
100K
出走116名 完走73名
完走率62.9%
80K
出走128名 完走90名
完走率70.3%
40K
出走244名 完走166名
完走率68.0%
20K
出走179名 完走173名
完走率96.6%
20Kを除く各カテゴリーの完走率は意外と低かったかなという印象です
周回レースは人によっては合わない事もありますからどうなんですかね
毎回スタート地点に戻り、簡単にリタイアできるから
その誘惑に勝たないといけませんね
レースレポ①へつづく