さて、レースレポですが
今回はチェックポイント(関門)ごとにまとめる事にしました
ONTAKE100マイルは、過去開催の同レース100キロで14時間をカットすると出場する権利を得られます
100キロに出場する多くのランナーがそこを目指して走ります
今年のONTAKEは初の逆周り
この記事が100マイルを完走を目標にするランナーに少しでも役に立てればと思います
同レース過去2回100キロを走っているので、コースの様子はわかっていますが、普段とは違う緊張感が自分の中にありました
遠く離れた知人のランナーと久しぶりの再会も楽しみの一つなのでブラブラ
雨が降ってきて車のうだうだ
仮に上手く眠れなくても焦らない
横になって身体を休めているだけでも違うし、心を落ち着かせるために目を瞑って瞑想すれば
心穏やか
スタート時間である20時が近づいてきました
仲間とお互いの健闘を誓いパチリ
さぁスタートです
中盤やや後方でその時を待つ
何度も言いますが、マジ緊張してました(笑)
マイルの距離よりも制限時間の短さに!
具体的なレースプランはありませんでしたが、とにかく自分のペースを刻み、歩みを止めない事、相対的な速さよりも絶対的なペースと折れない心が大切
御嶽山に向かい、ニ礼二拍一礼
ONTAKE100 2019
カウントダウンが始まりました
3、2、1
パォ~ん!
エァホーンの合図とともに
小雨のパラつく漆黒の闇の中に200人のランナーが吸い込まれていく
第1関門までのコースをざっくり説明すると
ピークは2つ、共に距離12、3キロで600程度upする
途中24キロ地点(高樽分岐)にエイド(水のみ)があり
2つ目のピークを過ぎて少し下った所が第1関門の38キロ地点(白川)となる
関門閉鎖時間はスタート後6時間後
スタート後は先頭グループでない限りハイペースで進む選手はいない
ペースは大体5:30~6:00
久しぶりにお会いしたK林さんとおしゃべりしながら進んだ
ロード区間はスタートしてからほぼ平坦で6キロ続く
その後、傾斜が4~6%の未舗装区間となる
真弓峠のピーク(約1500m)までひたすら登る
当然ながら歩くランナーは周りに誰1人いなかった
峠を越えると一気に下る
平均するとキロ5分半位で走っているのだが、所々ガレているので足の置き場には注意した
やがて路面が完全にアスファルトに変わってしばらく走り、下り切った所にエイドがある
エイド24キロ(高樽分岐)到着
タイム2:24
水のみ
気温が低く、水分の消費はほとんど無いので水を一杯飲んで直ぐにエイドアウト
ジェルは1時間に1つがルーティーン
エイドやドロップバッグで補給した場合は時間をずらした
雨のやむ気配はない、所々濃いガスがかかっている
コースマーキングは少なめなので自分の目でしっかりと確かめながら進まないといけない
高樽分岐エイドから第1関門までの間で何名かがロストしたと聞いた
まだ二十数キロだが既に前後のランナーはおらず、1人旅の時間が多くなっている
登りでは視線が下がるので要注意
下り切ったエイドからは再び登る、およそピークまで10キロで650up
しばらくはロードだが途中からトレイルへ
雨は更に激しくなる、標高が上がると風も出てきた
レインはまだ着てないが、もう少し大丈夫そうだ
まだ歩きはは入って入っていないが、ペースはキロ8~9分台
長い登り、景色は単調、視界も悪く、1人ぼっち
忍耐強く淡々と進んだが、ただとても寂しい・・・
早く100キロの選手と合流したかった(笑)
ようやく峠のピークへ
ロードを下るもかなり冷えてきた。エイドのある第1関門まであと少し、そこまでがまん
相変わらずひどい雨だが
ネガティブな気持ちには全くならなかった
UTMFでずっと雨そして雪
今月の富士山トレーニングでの暴風雨
それに比べたら
走りやすく、優しい雨だった
やがて強い光が見えた
見覚えのある景色だ、前回までは素麺エイドだった場所が第1関門
第1関門(白川)38キロ到着
時間4:14
素早くレインを着た
このエイドには、おにぎりが!
物色していると、エイドのマダムがエイドの食料はしばらくないからしっかりと食べて!と教えてくれました
少し躊躇しましたが、おにぎり2ついただきました
バナナもたくさん・・・
その時はマダムの助言も
あ、そうなんだ~位にしか聞いてませんでしたが、結局
公式のエイドで固形物が出たのは
何と76キロ先の114キロ滝越エイド
その間、エイドは全て水のみ(笑)
とは言っても、その間にドロップバッグが受けとれるので
しかるべき準備をしておけば
何ら問題はありませんけどね(^^;
むしろ、その潔さが気持ちいいくらいです
そもそも参加費もめちゃ安いんですよ
100キロ12000円
100マイルも12000円・・・
エイドが豪華になるよりも
こちらの方が断然イイ!
リザルトを確認すると区間順位は35位でした
まだ200人のランナーがいる中でですから僕の実力からしたらかなり突っ込んでしまった感はありますが、いいんです
経験上、悪天候のレースは早めに勝負に出ろ!
です
自然の中で行われるトレイルランニング
悪天候ならば、コースコンディションは時間が経てば悪化の一途
今年のUTMFがそうだったように最悪、レース打ちきりもあります
とにかく先へ、そんな事を考えながら序盤を走っていました
赤線はトレイル
青線はロード
富士登山競走は出場します‼️