仕事で呉市に行ったんじゃ。
広島市内から車で30分じゃわい。
いつもの三ツ蔵。
言うまでもない「この世界の片隅に」のひと場面ですね。
観光客の人は、三ツ蔵だけじゃのーて、
近隣の小路をうろつくんもおすすめじゃ。
まさに、古き良き素の表情の呉を味わえるで。
自分ちに通じる橋とか、ロマンでしかないよな。
このへんの道は、
「この世界~」で遊郭があった方の近所なんで。
ほいじゃが、遊郭の面影はほとんどなくなっとるがの。
わかるひとにはわかる、八番レンタカーの本拠地。
生粋の呉育ちの田中からすると、
「いつも街で見かけていた八番レンタカーの宣伝車」は、ここから発車されていたのかと思うと、
感慨深いんで。
さあて、腹も減ったけえ、ご飯を食べるど、ご飯をのう。
まさかの、午後3時にも開いていた、「お好み焼き&喫茶 勝(かつ)」
通し営業の飲食店は、マジ卍ありがたい。
〒737-0052 広島県呉市東中央1丁目4−9
すごく気さくなおかみさんが焼いてくれるで。
観光客の人にもおすすめ。初見に優しいお好み屋は、全力で推したい。
ネット上では「呉焼き」の名店として載っていたけど、
女将さんにそのことについてきいてみれば、
「呉焼きなんて意識して焼いたことないわ。
敢えて言うなら、
勝で焼いとるけえ、勝焼きよね」と。
ううむ。すごい説得力。
とにかくボリュームがすごい!
手際もいい。
あっちゅー間に焼きますわ。
押さえつけるオールドスタイル。
呉焼きの特徴である、半分に折りたたむスタイル。
これは、お客によって使い分けているそう。
(※写真は、リクエストのあった常連さん用に折りたたんでいる)
ネギかけは無料サービス。
そしてコッチが、田中用の勝焼き。
気持ち、田中の体格に合わせて大きめに焼いてくれている気がする。
魚粉香る、呉の牧歌的な雰囲気漂う、いいお好み焼きでした。
いい意味で、田舎ののんびりとした優しい味。
喫茶店の居ぬきか、店の作りは喫茶店そのもの。
だけど、お客は田中含めて5人くらいいたけど、
全員お好み焼きを頼んでいたな。
常連のおばちゃんにも優しくしてもらい、
実にいい時間を過ごせたんじゃ。
わしがミラーレス一眼で、熱心にお好み焼きを撮影するもんじゃから、
女将とおばちゃんが聞いてくるわけよ。
「お兄さん、観光客ね?どこの人?」って。
「・・・・・・・ひ、広島市内」
誰も悪くないんじゃけど、めっちゃ恥ずかしかったわ。
観光客オーラが出ていたんかな?