今話題の、「Meta社がなりすまし詐欺広告を無法地帯にしている件」について。
やっと国も重い腰を上げて、
法規制も視野に・・・と、なりそうな、
そんな世の中の空気です。
この件について、
SNSなんかで『そもそもだまされる方にも問題がある』
『ネットリテラシーが低い』
など、
見え見えの詐欺広告をクリックしてしまう人に対して、
問題点を指摘するような投稿がなされていて、
けっこうというか、かなりの数のイイネ、つまり「賛同」する数が多いんですね。
「わざわざ、目に見える地雷に飛び込むなよ」というのも、
「詐欺を詐欺と見抜けないやつはネットするな」というのも、
わかるっちゃあわかります。
わかるんだけどさ。
世の中にはみんながみんな、理解度の深い、
あんたらみたいに勉強のできる、賢いやつらばっかじゃないんだわ。
その昔、携帯やパソコンに迷惑メールが届くということが、
ものすごかった時代がある。
2000年代序盤から中盤にかけてかな。
そのときの文面って、
「加護ちゃんのマネージャーですが、孤独な加護ちゃんのために友だちになってください。お友達料金1億円支給します」
「未亡人です。夫の財産をあなたに半分おわけします。まずはご連絡ください」
みたいな。
よくぞこんな突飛な文面を考えつくもんだと、呆れかえっていたが、
あの奇想天外なメールにも役割があって、
『こんな詐欺メールにすらも引っかかってしまう、判断がつかない何パーセントかの人』に向けた、
選別メールだと真相を聞いた時、感心するとともに、無性に腹が立つやら悲しくなるやら。
要は弱者を騙してハメるための、ある意味「ひっかけ」なんでしょう。
考えれば考えるほど、悪質な意図じゃあないですか?
自己責任論も結構。
だけど、
そういう弱者切り捨ての考え方って、
行き着く先は「優生思想」なんじゃねえの?
そして気付いているかどうかだけど、
「優生思想」を声高に叫ぶ人らって、案外そこまで完璧な人たちじゃないってのも笑えるんだな。
この件についてはまた、
もうちょっと深掘りして書いていきたいと思います。
画像は、スタジオで缶詰の時、
出前で頼んだ夕食「としのや」の府中焼き(のお好み焼き)。
このクオリティでお求めやすい値段。
そして、注文から即・配達で時間をかけない!
そりゃ、広島お好み焼きの、配達部門では覇権をとるわ・・・と、感心しました。
一歩も外に出られない時に、としのやのお好み焼きほど、気持ちもお腹も満たしてくれるものもないなあ。
え?本文と最後の写真がまったく関係ないって?
これも技術のうち!