3月は、我々のような地域のビデオ撮影業者にとって最も忙しい時期。
地元の学校や幼稚園の、
卒業・卒園イベントが連続する期間ですからね。
「3月が最繁期」と言っても、過言ではないと思います。
加えて、田中の場合はここに、
テレビの年度末番組なんかも重なるわけですから、
休みなんて存在すらしませんし、
寝ると大体何かに追っかけられる夢ばかり見ます。
まあ、これはどこの撮影業者さんもそうでしょう。
いいんだ。4月と5月に遊びまくってやるんだ。
そんな中・・・
今年の卒業イベントでは、こちらのビデオ一脚を駆使しようと。
Libec社製 伸ばすと2mにもなるビデオ用の一脚です。
スチールカメラでは珍しくないけど、ビデオでこのタイプはレアな機材です。
機材の展示場で見かけて、「カッコイイ」とか、そんな理由で購入して早や5年。
今まで数えるほどしか使いませんでしたが、
今年は狭い場所でリモコンカメラを駆動させようと思い、こちらの一脚をセットで仕込む予定です。
さてさて、どんな攻めた映像が撮れるかな?
商売としてどうかとは思いますが、
田中は毎年この季節のこの撮影ラッシュの時は、
意識して新しい機材を購入して、新規の撮影方法を試そうと。
勝手に自分の中でテーマを決めて現場に入っています。
商売としてどうかというのは、その分、機材購入費などで利幅が減りますからね。
今年は、この「使いそうで使わなかった」一脚と、リモコンカメラの組み合わせ。
他には、一眼用に新規購入した広角レンズでの撮影など
去年よりもプラスアルファの撮影を試みます。
だって、去年と同じような映像だと、つまらなくないですか?
抑えどころは抑えつつ。
常に新しい方法で、何か違った映像を。
忙しい季節ではあるけれど、「プラス」を盛り込むという意味では、
非常に意義のある3月ではあります。
さあ、あとは目を惹くような映像が撮れて、
生徒や園児、親御さんが満足しますように!