正月に一日と半日、実家に帰った際に、
懐かしくて広島の家に持ち帰ったのが「谷村有美」のCD。
中学生~高校生時に買ったもので、
もう30年も前か。
で、
谷村有美もそうですが、
同時期に聴いていたアーティストは、必ずラジオ番組がきっかけだったなと。
永井真理子
中島みゆき
鈴木彩子
みんな持ち番組があり、
そのラジオが圧倒的に楽しくて、
テレビよりもラジオばっかり聴いていた記憶があります。
それくらい楽しいラジオ番組が目白押しの時代でした。民放もNHKも。
そんな記憶があるからこそ、
現在ラジオに力を入れている歌手やお笑い芸人は、
テレビで見ても、ユーチューブチャンネルを見ても、
非常に面白いと感じます。
ラジオで力を研鑽している人たちは、どの舞台でも実力を発揮していると見受けられるのです。
ラジオはボクシングと同じで、
使える武器や範囲が制限された、狭い範疇で拳を放ち続けるメディアなんです。
音声だけで惹きつけて、エンタメとして聴かせる。
その辺を理解していない、”ただ連れて来られて適当にしゃべっているアイドル”なんかは、その辺透けて見えますよね。
つまんないですからね、ぶーたれた女の子の雑談なんて。コミュニティFMなんかで、やる気ない放送を聞かされた日には、問答無用でチャンネルをNHK-FMのクラシックに切り替えています。
ラジオで、手を抜くな!事前に打ち込んでスタジオに入れって。
構成作家やディレクター、プロデューサーと演者が意志の疎通をして、
面白いエンタメ番組をラジオから届けるんだ!という気概なくして、面白いラジオ番組なんて無理なんです。
今がどうとか言うつもりはないですが、
あの時代の人気アーティストたちは、
ラジオ番組を大事にしてくれていたと。そう思うんですね、ええ。
だからこの先も、ラジオに出続けているアーティストを優先的に応援します。
ラジオ最高!谷村有美も最高!