田中、ずーっと呉に居たのは理由がありまして。
呉の入船山記念館というところで、
小中学生を対象とした、映画作りの講師をやっていました。
広島を代表するカリスマ映像作家の宮川監督!!
まさにカリスマ!!
・・・・・の、お友だちとして、
田中もイベントのお手伝いをしてきたのです。
わたしはカリスマのお友だちのマウンテンゴリラです。
小中学生に、映像とは、をレクチャーする田中先生。
親しみをこめて『しんちゃん先生』と呼んでとお願いしましたが、
2日間、誰も呼んでくれませんでした!!
呼んでくれませんでしたァ!!
こういう場所で、それぞれバラバラの地域から集まって、
年齢も学年も違う子どもたちと、
みんなで考えたドラマを撮影する。そして編集する。
そしてそして、地元呉の映画館『ポポロ』で完成作品を上映する。
すっごくいい体験だなと。教える側ですが、この企画の素晴らしさに感心しました。
重要な歴史的建造物の中で、ひと夏の映画体験とか。
めっちゃええなあ。
いつかこの日を振り返ったとき、少しでも楽しかった時間を思い出してもらえれば。
映画のテクとか、
そんな小さなことより、
みんなで作る映画って楽しいな。と。
そんな思い出だけが残れば、こちらとしては大成功です。
ここからは大人の感想です。
こういう子どもさんが絡んだイベントや、仕事などをするたびに思うんですが、
純粋な若い世代と接するたびに、
「大人はちゃんとしないといけない」なと。
そんな気になるんです。気が引き締まるんです。
労働して汗を流して、稼いでご飯を食べて納税して。
そんな当たり前のことを、ちゃんとやんなきゃ子どもらの前に立てないなと。
子どもは、大人の背筋を伸ばしてくれます。
もしもまた機会があれば、やってみたいな。
誰かを教えるということは、自分も同時に勉強しているということ。
長いようであっという間の2日間でした。