岡山での仕事が思いのほか早く終わってしまったので、
ちょっと足を伸ばして、「万歩書店」という古本屋に行ったんです。
こちら、
田中が大学生だった25年前に出会い、
衝撃を受けた超巨大古本屋だったんですね。
ただデカいだけじゃなく、江戸時代の文献から、貸本時代の貴重漫画、
と、思いきや最新のコミックまで。
画集の取り揃えも充実していたから、自分のような美大生もよく通っていた記憶。
そんな万歩書店に、
大学卒業以来行ってみたんです。
いやぁ・・・・・・・
やりましたね。
やってしまいました。
お店を出るころにはこんな状況!
2時間滞在していました。
恐ろしい。
これぞ古本屋の魅力。いや、魔力。
お金の許す限り買物してしまいました。
買ったものの一部。
他にもCDやDVDもそれなりに買いました。
藤子不二雄ランドのセル画付きはアツいな!
そして、最近やって来た田中の中の眉村卓ブーム。
昭和50年代にたくさん流通した眉村文庫本ですが、初版本は珍しいな。
少なくとも広島県内では見ていない。
また、自分が生まれた年のプロレス本も買いました。
この年に、自分は生まれたんだなあ。
感慨深くページをめくりました。
25年前、大学生だった自分は、
25年後、大人買いに万歩書店を訪れることになるとは。
その時の田中は予見できただろうか?
・・・いや、
大学生の時には、そんなミライのことに考えを馳せる余裕もなかったな。
いつだって、目の前の楽しいことや苦しいことに精いっぱいだった記憶。
でも、若いってそれでよかったのかも。