とあるモキュメンタリー(※フィクションドキュメンタリーともいう)映画を見ていたら、
スタッフが使う、幽霊を撮影するための業務用ビデオカメラが、
15年くらい前のビデオカメラだったんです。
物語の舞台が2020年にも関わらず、
そんなふた昔前のビデオカメラを使うだろうかという、
そういう余計なところに気がイッてしまった。
ただしそれは、
映像業者ゆえの気付きであり、
ふつうに映画を見ている人には、映画の中の小道具のひとつとしか認識されないだろうし、
あまり大したことではないのかもしれない。
それと同時に、
映像関係者が、「これはフィクションですよ」というサインのために、
”あえて”小道具として仕込んだのかもしれない。
今このカメラを2020年の日本で使う意味は、
もしかしたら「あえてリアルにし過ぎない」という演出意図だったのかもしれない。
こちらがドキュメンタリー映画で使われていたビデオカメラ。
田中も持っています。
中古で7年くらい前に買ったのかな。
2010年くらいからのADが持つカメラや、
演奏会でのサブカメラなんかで使っていたカメラでしたね。
PanasonicのAG-HMC45
一応、
業務用と言うだけあって、
映像のプロが使う最低限の機能は付いています。
ズームは、リングでスコーーンと、マッハズームができる仕様なので、
そこだけは便利でしたね。
この機能だけは、昨今のビデオカメラにも踏襲して欲しいんだけどなあ・・・。
今の時代からすると、それなりに大ぶりなカメラで、
重くはないけど「ザ・ビデオカメラ」という体で。
発売当時からあまり数が出回らなかった印象です。
パナソニックの前のモデルのハンディカメラが、業界的には爆発的に売れたから、
その線でこのカメラも売れると思ったんだけど、わからないものですね。