さてと。
今日も40越えたおじさんが、カブトムシについて熱く語ります。
よって、クッションのために先に関係ない画像を。
こちらは、先日の広島市内の炎天下の昼下がり。
ロケをしていた時のおうちの軒先で、ピクリとも動かなかった犬。
息絶えているのかと思ったら、
日中はこうしてコンクリに身を寄せることで、涼を取っているそうです。
そりゃな、犬もバテるよこの暑さは。
さて本題に。
無事、ペアリングも終わり、
晴れて夫婦となって、今は一日に2~3個も卵を産むようになった、
つがいのカブトムシです。
相変わらずオスは、メスにすり寄って来て、
身体を嗅ぎまわるか、
自分の身体をこすりつけるムーブを繰り返す、
なかなかにアグレッシブな男子です。
この2匹を見て思うのは、
カブトムシが無双できる成虫の期間なんて、
彼らの一生からするとほんの2~3か月なんだなと。
それ以外の10か月近くは、
最弱の卵から幼虫、さなぎ期間と。
ほぼほぼ、大変な育成期間を経ての数か月の成虫期間なわけです。
自然界では危険がいっぱいで、
成虫になれるのはほんの一握りと言う、運ゲーみたいなところもあります。
また、
幼虫からずーっと育てている田中も、
以前書いたように、
流行り病や謎の突然死で、幼虫もさなぎも亡くしてきました。
これはとても悲しいことで、
なんでこんな辛い思いをしてまで飼わないといけないのか?と、自問したこともありました。
子ども時代を思い返してみると、
小学生の頃は田舎暮らしなもんで、早朝に、ラジオ体操の前に山に登って、
クヌギの木をゆすってカブトやクワガタを落としては捕まえて、家に持って帰って。
スイカの皮を与えて、気楽に飼育していたものです。
虫かごに複数匹入れて、
友達の家まで持って行って見せたり。
お盆くらいになるとまた山に逃がしたり。
ですが、大人になってしっかり飼おうとすると、
成虫ですら色々と気を使い、正直、子ども時代の気楽なカブクワ飼育とは程遠い感があります。
これは一体どういうことなんでしょうか?
確かにカブトムシと過ごす夏は楽しいのですが、
心のどこかで「こんなんじゃないんだよなあ」という気持ちもありつつ。
ですが、どんどん産まれる卵を見ると、
「よし、また来年に向けていい腐葉土で飼うか!」と、意気込んでいる自分がいます。
カブトムシ生活が完全に苦になれば、辞め時なんでしょうがね。
まだ7:3くらいで楽しいが勝っている状態です。