▲アイドルイベントでのヒトコマ クドいようだが、広島のアイドルイベントでのヒトコマ

 

▲おやすみホログラムのみなさん from東京

 

 

これがいつも見慣れている、広島のアイドルイベントなのかと我が目を疑ったのが、先日の海の日に開催された某所三原で開催された、某ロコドルパーティーなるイベント。

田中は少しだけ仕事で行って、その後はふつーにイチ観客として鑑賞していたんだが、度肝を抜かれっぱなしだったのだ。

 

イベント前半で出て来た「おやすみホログラム」なる特別ゲストが凄かったもので・・・

 

ジャンルとしてはオルタナティヴ・ミュージックに属していて、

音楽だけを聴いていればクラブでゆらゆら揺れ続けるだけの音楽に聴こえなくともないんだけど、

なんというか、アイドルとかどうとかどうでもよくて、既成概念をぶっ壊すためだけに活動しているかのような謎のエネルギーが凄かったのだ。

画像を見ての通り、モッシュしまくりの、神輿で客が担がれまくりの、大乱闘スマブラ状態でありつつの、お客には若い女の子もいまくりんぐな、

まさに東京のサブカル最前線が直輸入したなという感じの、オシャレで超濃密なライブ空間だった。

 

ともすると毛色の違う、notアイドルなスペシャルゲストで、

だがしかし主催者の強い想い、「このグループはきっと広島の現場もアゲる。イベントでお客に良いものをみせたい」、な一念が結実したブッキングであり、当日のライブパフォーマンスでありで。

ついでに田中も「おやホロ」が好きになってAmazonで購入してしまうという波及も・・・。

これはもう、イベント主催者の「勝ち」ではなかったか。

こういうイベントを仕掛けられる人は、素直にすごいなと思う。

 

 

 

 

スペシャルゲストのおやすみホログラムが去った後はいつものローカルアイドルステージ。

だが、良いモノは良い影響を遺す。

ホログラム以降のステージで、「ローカルアイドル魂」の意地というか矜持を見せつけてやろうという、

実にいつも以上の熱を発揮していたグループが何組かいたことは、当日会場にいた田中を含む観客の皆は実感したと思う。

いいゲストは、同じステージ共演者にも伝播するのだ。

 

こういうときに、「よし、やってやろう」とエンジンをかけられる子たちのみに、観客は感情移入できる。それが高じると、応援の対象である「推し」になるんだろうな。

 

 

▲キン肉マンばりの、謎のマント姿でサプライズを仕掛けてきたグループも。

右から、1号、2号、3号。