
東京滞在中の最終夜
大学時代の親友と、夜の繁華街で落ち合いました。
4年間一緒だった藤江と、久し振りの再会。
藤江は、
授業を一緒にぬけだして、というか授業を受けていた記憶なんて全然なくて、田中のアパートでひたすら竹中直人のビデオを観たり、酒という飲み物をどれだけ飲めるかを計りあった、思い出すだけでも気恥ずかしい思い出ばっかりを共有した友だちなのだ。
掴みあいのケンカをしたのも、大学時代ではこいつが最初で最後です。
一時期田中が東京で働いていた頃
藤江が郷里岡山から身体ひとつで上京してきたことがありました。
田中の安アパートで3ヶ月ほど同居してましたが、まさか藤江がそのまま東京で居を構え、田中が広島に帰るとは思いませんでした。
藤江と、
久し振りに高円寺のガード下屋台で飲みました。藤江は今や、ラッパーでもあり、音楽プロデューサーでもあり。
するとね、
不思議なことに10年も前の大学時代の話ばっかりになるんです。
あいつはああだったこうだった
あいつはいまこうなっている
現在の仕事の話とかしたいのに、全部後ろ向きの話
なのに、止まらない止まらない昔話
2人とも、過去を振り返る性分じゃあないのに、離れている時間が長い分、とめどないものでした。
32歳と33歳のツーショットも撮ってみましたが・・・
よくも悪くも、2人とも得体の知れない風格みたいなものが漂っていますなあ。
身長はほぼ一緒なのに、なぜか田中だけ短足に見える不思議なパース。

で、
今夏から今秋において
音楽的な仕事を一緒にすることになりました。
久々に血湧き肉踊る、ヴァイオレンスな企画です。どうぞお楽しみに。
結局2人とも本題は30分ほどで、
あとは思い出話ばっかりで。最後は名残惜しく別れ難く。
深夜3時くらいまで真っ黒い大人2人が、マックのカウンターで向かい合って語り合っていましたね。
一見同性愛者のカップル。
夢ばかりを追いかけていたあの頃
自分だけは無敵だと思い込んでいたあの時分
すべてはバイバイスクールデイズ
おれたちはいい歳したおっさんになった
だけど、
やろうとしていることの根本は、あの頃のまんまだからタチ悪い
もうちょっとだけ不良少年と中年の狭間でいさせてくれってのが、今度の2人の企画です。
まだまだ俺たちの放課後は終わってないのよ。
そんな30代もアリでしょ、アリ。

