結局、だれかに背中を押してもらいたいだけなんだよ。

解決方法はわかってるの。
だけど動けないのは、動こうとしないのは、
自分じゃ歩き出せないから、誰かの手を求めてるの。

いつからこんなふうになったんだろう。
違うか、ずーっとこんなんだったね、わたし。

いつになったら、自分で選べるんだろう。


ただ、誰かの一言さえあればいいんだよ、なんて。
いつまで甘えるんだー、わたしは。

何もしなくても、いままでのわたしはいろんなものを手にしてきた。
失ったものなんてないと思ってた。いつだって自分の中にあったから。
でもね、それはぜんぶ架空のものだったんだよ。わたしの想像の産物だったんだよ。
現実には存在してなかった。

現実に存在しない事を直視できなくて、受け入れられなくて、
勝手に作り出していたんだ。
だから、現実とのギャップにとまどってしまうのに。

勝手だよね。

そのうえ、手に入らないものは、最初から戦う事もせずに
求めてなんかないって自分に言い聞かせて諦めてたの。
その暗示は、少しずつ少しずつ、ものすごい時間をかけてわたしを苦しめていたみたい。
今頃になって気付いたよ。


なんだろう。
なんでもかんでも、自分の中で勝手に丸くおさめてた。
それがくせになってた。

それって、世界に存在してないのとおんなじだよ。
誰とも関わってないのとおんなじだよ。
すべての世界を、自分の中だけで完結させてしまってたみたいだよ。


自分を消しちゃだめだ。
わたしはここにいるんだよ、って
わたしに言い聞かせてても仕方ない。
周りの人に、伝えないと。

それが、いまのわたしにとって、人と関わるってことだ。
こんなわたしが、ここにいるんだ、って。

その人の中に、「わたし」が存在してくれますように。


考えすぎないように、だいじょうぶだよ、って自分に言い聞かせながら
柔軟さと強さを忘れずに、自分の軸で以て、
選択していかなきゃ。