思えば。
わたしは、君に甘えていたんだと思う。

初めて会ったあのとき、
君の、大きな優しさを感じてしまったから。



ぐだぐだなわたしも、不器用なわたしも、
どんなわたしでも、全部、君なら受けとめてくれる気がしてしまったんだ。
全部、わかってくれる気がしてしまったんだ。

ちょっと、都合が良すぎたね。
御都合主義者。


君に甘えすぎて。
気がついたときには、もう遅かった。
君の存在がとてもとても、遠くなってた。



わたしは、ずるい。
自分じゃ何もしないで、
自分勝手に悲しんで、泣いて。

求めてないといい聞かせながら、
結局は君に、求めてばかりだったんだ。






あの日、君に伝えたのは、そんな自分に嫌気がさしたから。
甘えてばかりで、自分から何もしようとしなかったわたしを、変えたかったから。

あれが、わたしの最後の、精一杯の、表現だったんだ。










これは、自分で決めたこと。
自分で選んだ現実。

だからもう、迷わない。

迷いそうになっても、
違うよ、って
自分で決めたことだよ、って
何度も言い聞かせる。

あったかもしれない自分は、どれだけでもいる。
でも現実にいる自分は、今のわたしだけだ。


ちゃんと、向き合う。
自分が嫌になっても、とことん、向き合う。

何があっても、わたしだけは、わたしから逃げちゃいけない。
わたしはわたしにしかなれないから。




だから、すべて、受けとめよう。