内井昭蔵の思想と建築ー自然の秩序を建築にー @世田谷美術館

内井昭蔵(1933-2002)
東京生まれ。早稲田大学大学院修士卒、菊竹清訓建築設計事務所。
1967年独立。京都大学工学部教授、滋賀県立大学環境科学部教授など。
桜台コートビレッジ(1970)/東京YMCA野尻学荘(1980)/石川県金沢港大野からくり記念館(1996)/世田谷美術館(1985)/明治学院大学パレットゾーン()/浦添市美術館(1990)/長谷木記念館(2000)/国際日本文化センター(1994)/日本聖公会ナザレ修女会(1993) など
「建築とは’いきているもの’の価値基準。人は病んだとき初めて健康の喜びや健康の価値を知るのであるが、このごろの健康をみていると、つくづく健康な建築の必要性を感じる。最近の建築はどこか病んでいるようだ。人間と建築とを同一に考えることはできないが、健康という価値基準を建築にあてはめることはできるのではないかと思う。」
これは、内井昭蔵の建築家としての思想を端的に示し、その造形が形成されていく根源にふれる言葉だ。
建築に合理性を求めるだけでなく、建築の中に自然を回復し、その秩序から生じる装飾を建築にとりこんだ。
建築が人間にとって親しみやすい存在であることを願い、人間と建築がなじみ合う空間を求めた建築家であったといえようー
行ってきました、内井昭蔵展。
なにより、世田谷美術館がまたすてきな美術館でした。
展示室から見える風景…隣接する公園の緑、人が集まる様子。
全部を映し出すスクリーンのような開口の取り方。
長い廊下の光の落ちる様子。
椅子にデザインされたゆるやかなカーブ。たぶんインテリアも内井さんのデザインでしょう。
エントランスの開放感。
好きです、この美術館。
内井さんのことはあまり知らなかったけれど、思いのほかたくさんの建築を設計されてる方でした。
初期はやっぱり住宅が多いです。
少しずつ、大きな建築を手がけるようになっていったようです。
ディテールへのこだわりがすごい。
ディテール、というより、装飾、と言ったほうが良いのでしょうか?
均質性などといったことに重きが置かれる近代建築の中で、
この方は、装飾へのこだわり、別のいい方をすれば、ヒューマンスケールの意匠をとても大事に考えていた方だなと思います。
装飾についても、言説があったのですが、
確か、装飾はもっと生活に浸透させるほうが良い、というようなことがありました。
うーん。この書き方はなんだか違う意味合いでとられてしまいそう。
ちゃんとした言葉ではないです、くわしく知りたい方は内井さんの本を読んでくださいーすみません。
そして、同時常設展として、麻生三郎と村山知義の展示もされてました。
いろいろ書きたいのですが。
めちゃめちゃ印象に残った、村山さんのアニメ作品だけ、今回は紹介します。
「三匹の小熊さん」/村山知義 構成

これがまたなんともいえずシュールで、面白いんです。
昭和初期の作品にしては、あまりにも、シュール。
波乱の展開?かと思いきや、色んな意味で無駄がなく話が進む。
ナレーションも昭和らしくて、現代から見てすごく作品と合ってるよ。
すごいです、村山さん。
マヴォの美術団体で活躍していた、ということくらいしか知りませんでした。
設計家であり、役者であり、舞台美術家であり…。
タイトルは忘れてしまったのですが、
ディズニーのイッツアスモールワールドみたいな舞台を作ってた写真がありました。
どんな劇をやってたんだろう??
これ、ちゃんと調べてみたいと思います。

内井昭蔵(1933-2002)
東京生まれ。早稲田大学大学院修士卒、菊竹清訓建築設計事務所。
1967年独立。京都大学工学部教授、滋賀県立大学環境科学部教授など。
桜台コートビレッジ(1970)/東京YMCA野尻学荘(1980)/石川県金沢港大野からくり記念館(1996)/世田谷美術館(1985)/明治学院大学パレットゾーン()/浦添市美術館(1990)/長谷木記念館(2000)/国際日本文化センター(1994)/日本聖公会ナザレ修女会(1993) など
「建築とは’いきているもの’の価値基準。人は病んだとき初めて健康の喜びや健康の価値を知るのであるが、このごろの健康をみていると、つくづく健康な建築の必要性を感じる。最近の建築はどこか病んでいるようだ。人間と建築とを同一に考えることはできないが、健康という価値基準を建築にあてはめることはできるのではないかと思う。」
これは、内井昭蔵の建築家としての思想を端的に示し、その造形が形成されていく根源にふれる言葉だ。
建築に合理性を求めるだけでなく、建築の中に自然を回復し、その秩序から生じる装飾を建築にとりこんだ。
建築が人間にとって親しみやすい存在であることを願い、人間と建築がなじみ合う空間を求めた建築家であったといえようー
行ってきました、内井昭蔵展。
なにより、世田谷美術館がまたすてきな美術館でした。
展示室から見える風景…隣接する公園の緑、人が集まる様子。
全部を映し出すスクリーンのような開口の取り方。
長い廊下の光の落ちる様子。
椅子にデザインされたゆるやかなカーブ。たぶんインテリアも内井さんのデザインでしょう。
エントランスの開放感。
好きです、この美術館。
内井さんのことはあまり知らなかったけれど、思いのほかたくさんの建築を設計されてる方でした。
初期はやっぱり住宅が多いです。
少しずつ、大きな建築を手がけるようになっていったようです。
ディテールへのこだわりがすごい。
ディテール、というより、装飾、と言ったほうが良いのでしょうか?
均質性などといったことに重きが置かれる近代建築の中で、
この方は、装飾へのこだわり、別のいい方をすれば、ヒューマンスケールの意匠をとても大事に考えていた方だなと思います。
装飾についても、言説があったのですが、
確か、装飾はもっと生活に浸透させるほうが良い、というようなことがありました。
うーん。この書き方はなんだか違う意味合いでとられてしまいそう。
ちゃんとした言葉ではないです、くわしく知りたい方は内井さんの本を読んでくださいーすみません。
そして、同時常設展として、麻生三郎と村山知義の展示もされてました。
いろいろ書きたいのですが。
めちゃめちゃ印象に残った、村山さんのアニメ作品だけ、今回は紹介します。
「三匹の小熊さん」/村山知義 構成

これがまたなんともいえずシュールで、面白いんです。
昭和初期の作品にしては、あまりにも、シュール。
波乱の展開?かと思いきや、色んな意味で無駄がなく話が進む。
ナレーションも昭和らしくて、現代から見てすごく作品と合ってるよ。
すごいです、村山さん。
マヴォの美術団体で活躍していた、ということくらいしか知りませんでした。
設計家であり、役者であり、舞台美術家であり…。
タイトルは忘れてしまったのですが、
ディズニーのイッツアスモールワールドみたいな舞台を作ってた写真がありました。
どんな劇をやってたんだろう??
これ、ちゃんと調べてみたいと思います。