次世代へ引き継ぐ玉川上水!
5月26日(木)
今日は朝から会派の打ち合わせ、庁内会議のあと、商店会の総会後の懇親会に参加しました。
新たな若手理事長が誕生し、西部地域のまちづくりが更に勢いを増す事でしょう。
ところで、昨日参加した「玉川上水」整備説明会(残念ながら議員は私一人)で、大変興味深い議論が展開されました。
玉川上水は、約360年ほど前、多摩川の水を江戸に引き入れる計画で、庄右衛門、清右衛門の二人の兄弟が工事請負人に任命され、羽村から四谷大木戸までの全長43キロをわずか8カ月で開削した事で有名です。
H15年8月、玉川上水は、国の史跡に指定され、貴重な史跡と名勝「さくら並木」を次世代へ引き継ぐ為に、都は10年計画で大きくなりすぎた樹木の伐採と萌芽更新を進めています。
市民の皆さまからは・・・
① 高齢になり、落ち葉の清掃、詰まった雨どいに困っている。早く伐採してほしい!
② 名勝「山桜」こそ文化そのもの。桜を守り他の樹木を整備すべき!
③(外国の方)人口・車が増え、唯一の自然をなぜ壊すのか?母国では考えられない!
などなど・・・それぞれの価値観がある中、判断の基準をどこに置くのか?
難しい課題です。皆さんも一緒に考えてみませんか?
玉川上水・樹木の伐採
「更に重要な問題があります!それは川にゴミを捨てる人がいる事です!」と最後に発言されたことばが、印象に残りました。