生島大輔さん | 田中 賢一郎のブログ

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ギタリスト ウクレレ奏者 田中賢一郎のライブ情報、レッスンのご案内、演奏の実演動画の掲載と普段の出来事を掲載しております


すでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますがピアニストでバンドネオン奏者の生島大輔氏がアメリカのテキサスで交通事故に遭い帰らぬ人となりました


僕にとっては同じミュージシャン仲間で2つバンドを一緒にやっていただけではなく大切な友人であり兄貴みたいな存在だった生島さん


(ロックンロール一緒にやってるバンド"Time Out of Mind")


演奏活動を始めた時からいろんな場所にライブや演奏のお仕事に誘ってくれ僕が失敗したり下手クソな演奏しても懲りずに何度も何度も誘ってくれ今も僕が音楽を続けられている最大の恩人の1人でした


音楽だけでなくいろんな事に博識で精通していて一緒に演奏した後はお酒を飲みながら映画や文学たくさんおもしろい作品を教えてくれてそれがきっかけで仲良くなれた人もたくさんいます


ジャズだけでなくタンゴ、ロックンロール、ブルース、スカやレゲエ等多岐にわたる活動で近年ノリに乗ってエネルギーに満ち溢れこれから益々の飛躍をという時に突然いなくなってしまったのが未だに信じられません


どう表現したらいいのかわかりませんが胸に穴があいたような虚無感と悲しみで呆然とするばかりです


(レゲエ、スカ、オリジナル曲をやってるロックスティディバンド"スパロマニア")




笑っていいのかどうリアクションすればいいのかわからない事をボソボソッと言ってニヤニヤしてきたり、大笑いすると意外と声高めで爆笑するところとか普段演奏してるかっこいい姿とユーモアたっぷりな素の姿のギャップも彼の魅力だったと思います

たまに酔っ払ってテンション高い生島さんおもろかったな


生島さんとお酒を飲み酌み交わした言葉、一緒に演奏させてもらった事や共に過ごした時間は一生忘れません

教えてくれた事や音楽に対する姿勢や僕に残してくれた事を大事に共に歩んでいこうと思います



八戸ノ里 Bar蓄音機にて




何かできること、、

訃報を聞いてから祈ることくらいしかできませんでしたが生島さんが残した素晴らしい作品を紹介させてください



Pensees / パンセ

初リーダー作品にして最高のアルバムです
バンドネオンでギター、ベース、パーカッションの編成で生島さんのオリジナル曲を演奏されています

こんなアルバムを僕もいつか作りたいと大変刺激を受けた本当に素晴らしい作品です

https://www.amazon.co.jp/Pensees-パンセ-生島大輔/dp/B00DC8BY0C


Amazon以外にもオンラインショップで取り扱っているみたいです



他にも一緒にレコーディングした"スパロマニア"の作品

僕の師匠 キサクモトフサさん率いるジャイブバンド"トルネードボンバー"の作品

バンドネオンでタンゴを演奏した"JUNTOS"

神戸のロックンローラー"石田秀一"さんのアルバム

SEINO(Vo&Gt)さんとのユニット"DELRO"のアルバム

僕が知る限りでもたくさんの作品に参加されてます


YouTubeで検索してもたくさん演奏している姿が見れます

是非、生島大輔さんの演奏や楽曲、世界感に触れてみてください



生ちゃんの地元、高石 エテルノにて

僕だけ大阪市内へ帰るのに駅の改札まで送ってくれるお礼に毎回一発ギャグでお礼をするのが慣例でした




居酒屋大将の帰りの京阪電車

生島氏は寝たフリ



九条の某所

デュオでも本当にたくさん演奏しました



セラバーケントの階段にて

難波ではよく飲み倒しました



和歌山 バグースにて

僕も生島さんも海が似合わないタイプな気がしますがなんかここの海は馴染んでる気がします


心斎橋 Bar Liseurにて

リズールに引き合わせてくれたのも生ちゃんでした

本もめっちゃ詳しくて作家さんや作品たくさん教えてくれました


淡路 Rico's Barにて

終電無い時よく家に泊まりに来てた時期がありました

朝まで飲むんか思ったら家だとすぐ寝る感じでしたね



北助松 心花にて

年始はここに集まって新年会が慣例行事

となりのスーパーに一緒に買い出しに行ってバンドメンバーと宴会しながら演奏しまくってました



いつか忘れたけど美章園にて
大晦日から年越してAM3:00くらい
僕のボトルネック奏法をすごく気に入ってくれてて最後にしてくれたアドバイスもボトルネック奏法に関することでした




Time Out of Mindリーダー

釜下邦彦より





思い出は尽きません
もっと一緒に演奏したり楽しい時間過ごしたかった

寂しくてたまりませんが生島さんがよくライブの最後に歌って一緒に演奏したBob DylanのKnockin' On Heaven's Doorで本稿の結びとさせて頂きます