棚原佑介です。
僕がブログを書く時、気をつけることがあります。
それは、「【誰に】【何を】伝えたいのか?」ということ。
文章に限らず、僕らは言葉を使うとき何かを伝えたいから言葉を使うんです。
たとえば、昨日食べたハンバーグがおいしかったなら、そのおいしさを伝えるために言葉を使う。
昨日のゼミで教授にコテンパンにされた悔しさを伝えるために、いろんな言葉を使う。
僕らは、何かを伝えるために言葉を使います。
そして、話を聞く相手は壁なんかじゃなくって『人』です。
『人』だから自分とは違う考えがあるし、違う価値観がある。
自分には教授にいろいろ言われたことが悔しくっても、他人からすればどうでもいいことかもしれません。
だから、「ああ、そうだよね、教授に言われて悔しいよね」って共感してもらうためには、どんな言葉を使うかを相手によって変えないといけないんですよね。
う~ん、言葉って難しいなぁ。
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「【誰に】【何を】伝えたいのか?」とブログを書く前に考えてみると、どんな風に書いていこうかということが分かってきます。
たとえば、自己紹介。
自分について書いてみましょう^^
【誰に】って部分を、まずは専業主婦(夫)にしてみます。
専業主婦(夫)というだけではちょっと幅が広いですね。
専業主婦(夫)にもいろんな人がいます。
お子さんがいるのかいないのかという違い、パートをしているのかいないのかという違い、旦那さん(奥さん)と仲が良いのか悪いのかという違い、とたくさんあります。
ということで、ここでは専業主婦(夫)の中でも特に「経済的にはすっかりパートナーに依存していて、そのことでパートナーに引け目を感じている方」としましょう^^
次に、【何を】という部分について。
「自己紹介なんだから、自分でしょう」って思います?
自分って言ってもいろんな自分がいます。
多重人格っていうわけじゃなく。
僕で言えば、大学生としての自分、大学院の受験生としての自分、アフィリエイターとしての自分、ネオニートとして家にいつもいる自分・・・
自分と一口に言っても、いろんな面の自分がいるんです。
だから、ここではただの自分じゃなくって、「共感してもらえる自分」にしましょう^^
ということで、書くことは決まりました。
「【専業主婦(夫)】に【共感してもらえる自分】を伝える」です。
さてさて、こんなことを一介の大学生である棚原佑介に書くことができるのか?
一世一代の大勝負です!(ちょっと大げさ?^^)
★★★
はじめまして^^
棚原佑介と言います。
現在24歳で大学4年生です。
実は去年、就職活動に失敗してしまってそのまま留年してしまいました・・・
だから、24歳なんですけど、まだ大学4年で卒業できていないんです。
と言っても単位は取り終えているので大学には行かず、就職活動を再びする気にもなれず、いつも家でゴロゴロしている毎日です。
こんな僕を見て、親は「家でいつもグダグダしていないで、働きなさいよ」と言います。
両親は2人とも僕の学費や生活費のため働きに出ています。
朝早くに出て行く両親、帰ってくる時間はいつも夜遅くです・・・
そんな両親を見て、僕もさすがに心を痛め就職活動をするもやっぱり上手くいかず、再び挫折してしまいました。
でも何かをしなければと思い、家の掃除など家事をすることにしました。
朝6時に起きて両親に料理を作り、仕事に向かう両親を見送ってからは洗濯して、掃除をしてよるご飯を作って・・・
まるで専業主夫みたいな生活です。
両親もそんな僕を見て、「就職活動をしなさい」とは言うものの、以前みたいに棘のある言い方をしなくなりました。
「働かなくちゃいけない」
そうは思いながらも、就活をすることにトラウマを感じてしまって動けずにいました。
やがて家事にも慣れて、再び時間を持て余すようになりました。
「とりあえず家でできる仕事でもしようか」と思い、いろいろネットで探してみることに。
講演会のテープの書き起こし、チャットボーイ(チャットレディの男版)、ビーズ作り。
いろいろな内職がありました。
その中で特に注目した言葉がありました。
【アフィリエイト】
調べてみると、ブログやメルマガを使って読者に商品を紹介して、誰かが買ってくれたら僕に報酬が与えられるというもの。
月に20万円稼ぐ主婦がいたり、中には1000万円も年に稼ぐ人がいるということ。
「すごい世界を見つけたな・・・」
そう思った僕はとりあえず挑戦してみることにしました。
ブログを開設し、記事を書いてみて、商品を紹介してみることに。
楽天が稼ぎやすいという情報を得ていたので、楽天市場にある本を紹介してみました。
ブログを作った1週間後・・・届いたメールを見てみると。
「本当に稼げるんだ」
僕はそうつぶやいて、興奮しました。
ブログで、ネットで、僕が自分で稼げる。
就職活動にも失敗して、専業主夫みたいなことをしている僕にも、稼げるんだ。
そう思って、僕は1人で興奮して踊ってしまいました^^
アフィリエイトは主夫(婦)でも稼げるんです。
もう、パートナーに引け目を感じることはありません。
あなたも家事をする傍ら、家で働いてパートナーみたいにたくさんのお金を稼いでみませんか?
僕はこれからも頑張ります。
あなたも一緒に頑張ってくれるのなら・・・
僕が、サポートします^^
さあ、一緒に頑張りましょう!
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どうでしょう?
これなら、主夫(婦)の方も僕に共感してくれるのではないでしょうか?
ちなみに、上に書いた自己紹介には脚色がありますので、自己紹介内容自体はあまり真剣に受け取らないでくださいね。
あくまでも、例として書いただけですので。
そんなわけで、ブログを書く時には「【誰に】【何を】伝えたいのか?」ということを考えてみてくださいね^^
ではでは、今回はこの辺で。
棚原佑介