ひかりの輪の教室では、自動的に仏具のおりんのようなものを叩く装置が使われていました。3か所ほどに置かれていて、それぞれタイミングをずらして音が鳴るようにセットされていました。
あちらこちらから波状に音が来て、たいていの人は心地よく感じるのではないかと思いました。ただ私には「聖なる音」とまでは思えませんでしたが。
これはひかりの輪の元スタッフが開発したオリジナルのもので、よそにはないとか。
ひかりの輪の「脱オウム」「脱麻原」は表向きだけだと聞くのだけれど、はっきりとした証拠などは私のような外部の人間が来るとわかっている場に残しはしないのが当然でしょう。
しかしそれでも「気になる」のは、掲示されている弥勒菩薩像です。代表の上祐さんが麻原教祖にもらった名前が弥勒菩薩(マイトレーヤ)なのですから。
もちろん、この像自体は世の中あっちこっちに普通にあるものです。
でも、「脱麻原」なら避けるのがまともな感覚じゃないかなぁ。
上祐さんの現在の地位はオウム真理教時代の地位に基づくもので、上祐さんに権威を与えたのは麻原教祖だってことだから。
「弥勒菩薩像の掲示」が即「麻原崇拝の維持」「上祐代表のミニ麻原化」を意味するとは考えないけれど、すっきりはしませんね。
なお、ひかりの輪はオウム真理教後継団体のひとつとして国の監視下にある3団体のひとつであり、主催セミナー等に参加する人も警察・公安調査庁のチェックを受けることには注意が必要です。主体的に判断してください。