第0号 | マスコミが伝えない大熊真春の真実

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大熊真春の公式ブログ。

 

新しい雑誌が創刊されるとき、店頭に並ぶ「創刊号」つまり「第1号」が発行される前に「第0号」が作られている場合があります。

 

これは主に広告主を募るためのプレゼンテーションなのだと思います。本物の雑誌と同様に作られていますが広告は無く、かなり薄くなっています。

 

初めて「第0号」を目にしたのは科学雑誌「ニュートン」でした。中学時代の理科室で出会いました。たぶん全国の学校に無料で配布したんじゃないでしょうか。

 

プロカメラマンになってから、パチンコ雑誌の「第0号」制作に参加させていただいたことがあります。今も手元に実物があります。

 

誰もが知っているであろう有名人のインタビュー写真を撮らせていただきました。インタビューの様子と、ポートレイトです。

実はあまり面白い撮影ではありませんでした。

 

インタビューの内容も私は聞いているわけですが、全く健康的な常識人で、

 

「パチンコは、たまにたしなむ程度ですね。一回5千円とか上限を決めてそこできっぱりやめるようにしています」

 

とか言うわけです。

 

聞いている私としては、ツレをほったらかしてのめりこみ、気づいたら書き置き残してフラれていたとか、帰りのバス代が無くなったとか、借金取りから隠れるためにアパートの床下に地下室を掘ったとか、そういうトンデモな話が欲しいのに。。。。。。。

 

なぜ「パチ狂い」をキャスティングしない!!

 

 

あと、その方には「決めポーズ」があるので、何十コマ撮る中の一部にはその「決めポーズ」もやってもらいました。

ただ、そんなのは私は面白くないし、ご本人も「またかよ」と思わないかなぁ、とか私は考えるわけです。

でも誌面に採用されていたのはその「決めポーズ」でした。

 

 

 

 

パチンコ台のメーカーにも行きました。

そこにはパチンコ台が並べてある模擬店舗のようなフロアがありました。

撮影もしやすいように配慮してあるのか、手前側は「引き」つまり何もないスペースがあります。

スタジオの片面にセットを作り、もう片方から撮影するような状態に最初からなっていました。

台は手前から奥に90°とか180°とかではなく、斜めに並んでます。

 

 

 

メーカーの人に聞いたのですが、どの台も誰が打ってもパチンコというものは当たる確率は同じになるようにできていて、毎日コンピューターで出玉率などは集計されて調整されており、警察の天下り団体が完全に把握しているとか。

「攻略法」などというものは実は存在しない。

でもそれだけじゃ面白くないので、メーカーはいろんなキャラクターを使ったりして飽きさせないように娯楽性を演出しているんだとか。

 

 

私はパチンコも含め、ギャンブルは結局、胴元が儲かるもの、株などの投機も一緒と思ってます。